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「復旧作業は続いている」 一部再開する石川県「のとじま水族館」 今後は(1/3 ページ)

「地震当初は断水状態になっていて、できることが限られていた」など復旧で苦労したことも。

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 1月1日の「令和6年能登半島地震」から休館していた、石川県七尾市の「のとじま水族館」(XFacebook)が、7月20日から営業を一部再開します。

のとじま水族館(石川県七尾市)

当面は特別料金で入館可能

 地震により建物や設備などに大きな被害を受けた「のとじま水族館」では、イルカ、ペンギン、アシカなど9種63点の生き物たち(2月6日時点)を県内外の施設に緊急避難させるとともに、館内の魚類中心の生き物たちの飼育環境を保ちつつ施設の復旧に取り組んできました。

照明の故障のため仮設の照明で飼育を行っていた「能登と海と」コーナー 

 その結果、7月20日に一部営業を再開することが決定しました。ジンベエザメ、イルカなどの展示、イルカ・アシカショー、ゴーカートの営業は再開されませんが、当面は一般(高校生以上)1000円、中学生以下無料の特別料金で入館できます(通常料金は一般1890円、中学生以下510円)。

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復旧が完了した「能登と海と」のコーナーに、別の水槽に移動していた魚を戻す

 営業再開初日は10時からの開館、21日以降は通常通り9時から開館します。「のとじま水族館」は公式サイトで、訪れる予定の人に、中能登農道橋(ツインブリッジのと)が今なお通行止めであるなど、周辺の道路状況が悪いため気をつけるよう呼びかけています。

 再開まで大変だったことや20日から観覧できるコーナー、今後の予定について、同館の展示・海洋動物科 科長、加藤雅文さんに聞きました。

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