知っていると一目置かれる“旅館浴衣のキレイな着方”に「これ知りたかった!」「わかりやすい」 一級着付け技能士が解説(1/2 ページ)
これは覚えておきたい!
旅館浴衣のキレイな着方が、YouTubeチャンネル「すなおの着物チャンネル/Kimono-Sunao」に投稿されました。動画は記事執筆時点で3万6000回以上再生されるなど注目を集めています。
帯一本で旅館浴衣をキレイに着付け
動画を投稿したのは、着物の着付けテクニックやノウハウを発信している一級着付け技能士のすなおさん。以前は、たるんだお太鼓を一瞬でビシッと整える方法が話題となりました(関連記事)。
今回は旅館浴衣のキレイな着方を紹介してくれます。まずは、浴衣をさっと羽織りサイズを確認します。長さはかかとが少し見えるぐらいがベスト! もしも長すぎたり短すぎたりする場合は交換してもらいましょう。
サイズを確認したら、衿をたどっておへそのあたりを持ちます。そして、前に引っ張りながら右手を中に入れ込んでいきます。このとき、腰の奥まで入れて少しだけ持ち上げるのがポイントとのこと。
次に、左手は一度横に引っ張ってから右腰に持っていきます。そのまま右手でしっかり押さえ、裾が真っすぐになるよう整えます。
続いて、帯を用意しウエストあたりにあて、後ろに持っていきます。後ろで交差させ前に持ってきたら、一度優しく引き締め左側が上に重なるようにして結びます。
そしたら、左下から出ている帯を右上に向かってたたみ羽根を作ります。右上の帯を羽根の根っこのところに通し、ぎゅっと引っ張ったらリボン結びが出来上がり! 羽根はくるっと裏返すことで色が変えられるので自分の好みに合わせて調整すると良さそうです。
アレンジも
このままでも十分かわいいですが、大人っぽくしたい人はリボンの下の部分を結び目のところにくぐらせ倒します。すると、リボン返し結びという結び方になり、シックな印象になります。
最後に飾り結びを右回りで後ろに持ってきたら着付けが完成! そのまま飾りを前に置いておくのもおしゃれでいいかもしれません。また腰あたりを2カ所つまみ、八の字に引っ張ると背中のシワが取れ、後ろ姿がキレイになるとのこと。
動画の最後には、衣紋を少し後ろに開けて色っぽく着る方法も紹介しています。詳しくは動画をチェックしてみてはいかがでしょう。
コメント欄には「これ知りたかった! ありがとうございます」「さっそく夏の旅行で試してみます」「本当に勉強になります」「温泉宿の浴衣いつもイマイチ上手く着れなくて悩んでました」といった声が寄せられています。
すなおさんは、YouTubeチャンネル「すなおの着物チャンネル/Kimono-Sunao」とInstagram(@kimonosunao)にて着物をテーマにした動画や写真を投稿しています。また、「きものすなおショップ」では、シルック着物や草履などを販売中です。
画像提供:「すなおの着物チャンネル/Kimono-Sunao」さん
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