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子ども服に「パパは全然面倒みてくれない」 しまむら、物議醸したコラボ商品めぐり謝罪 「性差別を意識した企画ではない」(1/2 ページ)
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しまむらグループのベビー・子ども用品店「バースデイ」は、批判を呼んでいた、「パパはいつも寝てる」などの文言をプリントしたアパレル商品について謝罪し、販売中止すると発表しました。
「パパディスがひどい」と批判
当該の商品は現代美術家の加賀美健さんとコラボしたもので、トップスや靴下にさまざまなフレーズをプリントしていました。
プリントされているフレーズには「なくのがしごと」「パパママいつもありがとう」「うちの子最高」などがありましたが、その中で「ママがいい」と母親に対しては肯定的なフレーズである一方、父親に対しては「パパはいつも寝てる」「パパは全然面倒みてくれない」と否定的なフレーズが使用されていることが物議を醸しました。
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7月28日に発売が告知されると、SNSでは「パパディスがひどい」「子どもにこれを着せたいとは思えません」「これで、どんな層を喜ばせたいの?」などの声や、男性差別ではないかとの批判が寄せられました。
ねとらぼ編集部がしまむらに問い合わせたところ、同社は商品の意図について「育児に携わる男性や性差別を意識した企画ではございません。お子様との日常の風景やコミュニケーションを意図した企画です」と説明。物議を醸していることについては「様々なご意見があることは承知しております」との回答でした。
同社は30日、バースデイ公式X(Twitter)で「『加賀美健』さんとのコラボ商品の一部商品につきまして、ご不快な思いをさせてしまう表現がありましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、寄せられた意見を検討した結果、商品の販売を中止したとしています。
画像はバースデイ公式Xから
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