“約20年分”の汚れを洗い流したら……　プロの手でピカピカになったポルシェ 911に「素晴らしい仕事です」「美しい色です」の声（1/3 ページ）

　屋外で放置されていたクルマを約20年ぶりに洗車する動画が、YouTubeで「素晴らしい仕事です」「美しい色です」などと注目を集めています。

シートをかぶせて放ったらかしになっていたポルシェ

　動画を投稿したのは、放置されたクルマのメンテナンスを行っている海外の人気YouTubeチャンネル「AMMO NYC（@AMMO-NYC）」。今回は1977年に製造されたポルシェ 911を洗車する様子を披露しました。

　この911は木々が生い茂った屋外で20年ほど放置されていたそうです。シートがかけられていたとはいえ、塗装の一部が剥がれ落ちているほか、あちらこちらにサビや汚れがたまっていて、コンディションは最悪です。

　ガレージに運び込んだ車体をリフトアップして、まずは車体下部から洗車作業を開始。高圧洗浄機や洗剤、ブラシなどを使って、たまった汚れやゴミを洗い流していきます。その後、泡状のカーシャンプーを吹きかけて、洗車用のマイクロファイバータオルやブラシを使って、手作業でしっかりと汚れを落とします。

　ボディーを洗い終えたら、次は車内の掃除へ。シートを取り外してから業務用の掃除機を使って、車内に溜まっているゴミや朽ちたパーツなどを処分していきます。

　貴重なオリジナルのフロアマットや革製シートなどは再利用するために、洗剤とブラシ、スチームクリーナーなどを駆使して汚れを洗い落とします。黒ずみやシミがなくなって、すてきなインテリアがよみがえりました。

　最後にボディー全体を磨き上げてからワックスをかけ、コーティングしなおしたタイヤ・ホイールを装着すると、長期間に渡って放置されていたとは思えないほどきれいに。駆動系のレストアさえできれば再び元気に走り出せそうですね。

　鮮やかなイエローがまぶしいピカピカのポルシェ911に、YouTubeのコメント欄には「素晴らしい仕事です」「美しい色です」「クリーニング後の内装がとても気に入っています」「シートのビフォーアフターは信じられない」といった反応が寄せられています。

画像はYouTubeチャンネル「AMMO NYC（@AMMO-NYC）」より引用