「メカクシ完了」が今年も最盛期迎える　Adoや「Snow Man」佐久間らも“8月15日”に思いはせる（1/2 ページ）

　「メカクシ完了」――そんなフレーズが8月15日のネットを席巻しています。歌手のAdoさんや「Snow Man」佐久間大介さんらも参戦し、“8月15日”という日に特別な思いを馳せています。

メカクシ完了

　8月15日になると毎年ネットをにぎわす「メカクシ完了」とは、じん／自然の敵Pさんのボカロ楽曲群を中心に構成される「カゲロウプロジェクト」に登場するフレーズ。メカクシ団の団長・キドが口にするせりふで、「カゲロウプロジェクト」の第2話目にあたる楽曲「メカクシコード」にも登場します。

　8月15日に活性化するのは、カゲプロの物語が8月14日と15日の出来事を中心に描かれていることと、楽曲「カゲロウデイズ」の冒頭で「8月15日の午後12時半くらいのこと」と歌われているため。つまり、カゲプロのコアなファンが、この日、この時間になると「メカクシ完了」と投稿し、カゲプロについて思いを馳せるのです。YouTubeで2013年に公開された「カゲロウデイズ」MVのコメント欄にも、多くの「ただいま」という声とともに同志たちとの再開を喜ぶ声が投稿されています。

　15日になって多くの「メカクシ完了」が投稿される中、Adoさんは12時32分に「メカクシ完了」とのみ投稿。「メカクシって何ですか？」と不思議がる声も多くあがっていますが、背景を知る同志からは「やっぱり言ってくれましたか」「こんなに有名になっても8月15日の午後12時半くらいを覚えていてくれているの本当に嬉しい」など感慨深い声があがりました。

　同様に、アニメへの造詣が深いことで知られる佐久間さんは、黒のパーカーを深くかぶって目を隠した自撮り写真を投稿。12時30分に近い時間で一度公開していましたが、後に「#カゲプロ」のハッシュタクを添えて再投稿しました。