これはすごい! 大量のリコーダーと鍵盤ハーモニカで作った「パイプオルガンっぽい」楽器が力作すぎる ゴム手袋の“まさかの役割”も目からウロコ(1/3 ページ)
楽器の発明王だ。
使われなくなった楽器を再利用して自作した「パイプオルガンっぽい楽器」がX(Twitter)上で話題を呼んでいます。投稿は記事執筆時点で3万件を超えるいいねを獲得しています。
過去にも話題になった「パイプオルガンっぽい楽器」の強化版
投稿したのは、いろいろな“謎の楽器”を自作するXユーザーの創(@kajiisou)さん。今回は、大量のリコーダーと鍵盤ハーモニカなどを組み合わせて作った「パイプオルガンっぽい」楽器を制作し、演奏動画を投稿しています。
なお同作は過去に大量のリコーダーを使って70時間かけて制作した「パイプオルガンっぽい」楽器(関連記事)のパワーアップ版で、鍵盤ハーモニカを追加したほか、細かい部分をブラッシュアップした新作です。
リコーダーや鍵盤ハーモニカといった身近な楽器を組み合わせて作っていますが、仕組みはなんとも本格的。足元の空気入れを踏むと、鍵盤の横に設置された風船が膨らみ、その空気がリコーダーに送られて音を鳴らしているようです。加えて、上部に取り付けた「ゴム手袋」と握手すると音にビブラートがかかり、さらに豊かな音色を奏でられるという仕掛けまであります。
創さんはメイキングの様子も投稿。使わなくなった大量のリコーダーに加えて、鍵盤ハーモニカ、ポリ塩化ビニル製のパイプなどと組み合わせ、ひとつの大きな楽器に組み上げていく過程がうかがえます。
リコーダーの音のチューニングは、チューブ内に削った木片を入れて行っています。木片はひと削りで音程が狂ってしまうほどだったようで、ダイナミックな見た目とは裏腹な、手間をかけた繊細な調整におどろかされます。
「スゲー」「野生の天才がこんなところに」
一連の投稿に対し、リプライ欄などでは「作ったことも弾けることもスゲー」「や、野生の天才がこんなところに…w」と物作りに感動する声が寄せられていました。
他にも、「手袋なんだろ?と思ってみてたら握手でビブラート」「予想外で笑ってしまいました」と手袋を使った仕組みに思わず笑ってしまう人も見られました。
動画・画像提供:創(@kajiisou)さん
(物書きモトタキ)
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