規格外のブドウ→パティシエが本気を出したら……　度肝を抜く仕上がりに「きゃ～！　キレイ～！」「待ち受けにして良いですか？」（1/3 ページ）

　規格外のブドウをパティシエがフル活用。おいしいスイーツへと生まれ変わらせる前後の写真が、X（Twitter）に投稿されました。2つのポストの表示数は記事執筆時点で、合計320万件を突破しており、3万8000件以上の“いいね”を集めています。

赤紫のピオーネ

　投稿したのは、鎌倉にある「ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」のシェフパティシエである佐々木元（@gen___sasaki）さん。実ったものの色付きなどの基準を満たせず、規格外とされてしまった黒ブドウの一種「ピオーネ」を譲り受けたそうで、「必ずおいしいスイーツに生まれ変わらせます」と決意をつづりました。

　このポストを引用する形で、佐々木さんはピオーネをふんだんに用いたタルトの写真を公開。ピオーネの他、フロマージュのタルトとクレームディプロマット、レモンのコンフィチュール、ブラックベリーのメレンゲ、フランボワーズで構成されているそうです。

花が咲いたよう

　狙い通りに黒くならず、赤紫色の実をつけたピオーネ。半分にカットし6つ組み合わせて盛り付けることで、スイーツの頂上で花が咲いているような形に仕上がりました。

　完成したタルトの写真には、「きれい！　おいしそう」「キラキラだ!!」「ぶどうなのに桃みたいなキレイなピンク」「色が不ぞろいなのを生かしてグラデーションみたいにしてるのきれい」「『悪い』とされた色付きが、かえって美しく引き立つタルトに…！」「きゃ～！　キレイ～！」「すいません。待ち受けにして良いですか？」などの感想が寄せられています。

　佐々木さんはX（Twitter／@gen___sasaki）の他、Instagram（@gen__sasaki）も運営中。譲り受けたピオーネを使ったジュースや、洋梨とモンブランを組み合わせたものなど、さまざまなスイーツの写真を公開しています。