高齢の父が「小学生のときからやってる」用水路で“猫じゃらし”を振ると…… 小さなブロックから姿を現した驚きの獲物に「すごいの一言」「さすが」(1/3 ページ)
長年この方法で捕ってきた父。
用水路で見つけたブロックの中にいたのは……? 撮影者の父の“奥義”がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で5万7000再生を超えるなど注目を集めています。猫じゃらしで捕れるなんて……!
お父さんがカニ捕りに挑む
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「釣りいろは」。普段はとくさんが佐賀県や長崎県で魚釣りに挑む様子や調理動画を公開しています。今回の動画では、お父さんのとく父さんが猫じゃらし(エノコログサ)を使い、用水路でのツガニ(モクズガニ)捕りに挑みます。
とく父さんの捕まえ方は、猫じゃらしの茎に結び付けた餌で穴の中のカニを誘い出し、相手の足が出てきたらつかんで引っ張り出すという方法。小学生のときからこの捕り方をしているそうで、早速1匹目をゲットしました。
別の猫じゃらしを使い、撮影を開始してから2匹目となるカニを捕獲。この時期は特にメスがおいしいそうですが、手に入るのはオスばかりです。捕まえるために中腰にならなければならないので、なかなかハード。息を切らしながら3匹目を捕まえました。
猫じゃらしと餌を組み合わせた方法の場合、カニが横向きだと簡単に捕まえられるのこと。しかし、今回発見したカニたちは穴の中で正面を向いている個体が多く、妙に警戒しています。なお、カニが正面向きのときはできるだけ穴の隅に餌を入れて、相手が体の向きを変えるように誘導するそうです。
さえ渡る父の勘
とく父さんが別の穴を探るため水路を歩いていると、四角いブロックを発見。気になったので引き上げ「出て来いさ」と指を入れて探ってみると、やはり中にはカニが隠れていました。しかも相手は探し求めていたメス。とく父さんの経験の豊富さがうかがえる瞬間です。
なお、ツガニは雌雄で腹部の色が異なっており、茶色い個体がメスで白い個体がオス。9月から10月にかけて交尾・産卵のため河口域へ下ってくるため、とくさんの地元では旬の味覚として道の駅などでよく販売されているそうです。
ブロックがあった付近の穴を探し、5匹目もゲットしたところで今回のカニ捕りは終了。撮影前に捕まえていた個体も合わせて7匹をゲットしました。
どうやら他にもツガニ捕りをした人がいるようで、カニたちは警戒している様子。なかなか穴から出てこなかったことを受けて、とく父さんは「2~3日置いた方が良かかもわからんですね」とコメントしました。
同じ場所でのリベンジを宣言したとく父さん。コメント欄には、「さすが、年季が違う! とく流蟹捕獲術宗家!」「中腰はキツいですね! 自分なら1時間持たないかも…」「さすが長年培ってきた勘はすぐに取り戻す事ができますね」「確かな経験値から来る捕獲率とカニの居着く場所への目の付け所も違うな…」など驚きの声が多数寄せられています。
とくさんはYouTubeチャンネル「釣りいろは」の他にも、自作キャンプ場で大人が全力で遊ぶチャンネル「いろは少年」、料理チャンネルの「とくの料理人への道」を運営中。活動情報はX(Twitter/@Kashimacity)でも発信しています。
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