「日本人だけが感じる絶望」 職場に置かれたドーナツ → “抹茶味”かと思いきや…… “まさかの事実”に反響「怖くて泣いちゃった」「笑いました」(1/2 ページ)
中まで緑だ……。
海外在住のX(Twitter)ユーザーが投稿した、“日本人だけが絶望を感じるドーナツ”の写真が話題です。投稿は記事執筆時点で約1万3000件の“いいね”を獲得し、50万回以上表示されています。
キリスト教のお祝いの日に出てきたドーナツ
投稿者は、アメリカ在住の山口慶明(@girlmeetsNG)さん。Xでは、現地の暮らしで気付いたことや文化の違いなどを多く投稿しています。
今回話題になったのは、会社のミーティングの際に置かれていたというドーナツの写真です。いつもは普通の色ですが、この日のドーナツは全て濃いめの緑色。箱にぎっしり入った鮮やかな緑色のドーナツは、日本人なら「抹茶味かな?」と思ってしまいそうですが……。
なんとこのドーナツは、アイルランドの祝日「セントパトリックスデー」仕様に着色されただけのドーナツ。味は通常の「オリジナル・グレーズド」(ドーナツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の商品)なのだそうです。そんなことあるんだ……。
食べ物も飲み物も“全てが緑になる”セントパトリックスデー
3月17日に行われる「セントパトリックスデー」は、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックスの命日で、本場アイルランドでは街中が緑色になります。アイルランド以外の国でもお祝いする地域は多く、山口さんが投稿したドーナツのように“限定の緑色アイテム”が登場することも多いようです(参考)。
味が変わらないという事実に反響続々
山口さんは、「この見た目で抹茶味ではない という日本人だけが感じる絶望感……」とコメント。「緑のスイーツ=抹茶味」というイメージが強い日本人には、“ただ着色してあるだけ”という事実はがっかりですね。
Xでは、「これでピスタチオ味ですらないことが不思議です」「ほんとに色が付いてるだけなんて」など反響が。日本の感覚からすると鮮やかすぎるグリーンに、「めちゃくちゃ緑で笑いました」「こんなに優しさを感じない緑初めて」「断面の色が怖くて泣いちゃった」といった声も上がっています。
その後の投稿で山口さんが公開したお店のショーケースの写真には、バリエーション豊かな“緑色のドーナツ”がずらりと並んでいます。見た目には楽しい「セントパトリックスデー」の様子に、山口さんは「こうしてお店に並んでいるのを見ると、これが『抹茶フェア』とかなら悪くないと思うんですけどね……」とコメントしています。
画像提供:山口慶明(@girlmeetsNG)さん
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