アメリカの職場に着ていったら“キング”になった「ダサいセーター」がX(旧Twitter)で笑いを呼んでいます。なんて戦闘力の高い柄なんだ……。
アメリカやカナダで定番の「Ugly Christmas Sweater Day」は、ダサい柄のクリスマスセーターをみんなで着て、学校や会社などで盛り上がる日。投稿者でアメリカ在住の山口慶明(@girlmeetsNG)さんはこの日、「チャンコクロースセーター」を身にまとって出社したところ、満場一致で一番ダサい称号“アグリー・キング”に輝いたそうです。
そのセーターの柄はお相撲さんと化したサンタが中央にドンと配置されたデザインが衝撃的で、さらに周囲にお寿司っぽいものが浮遊しているのがシュールです。他にもヒゲや体毛が細かく表現されていたり、足にテーピングが巻かれていたり、サンタの表情がキリッと決まっていたりと、無駄に作り込まれているのがじわじわきます。もはやダサいのレベルを超えてきたな。
コメントでは「相撲取るサンタワロタ」「スシが舞ってるのが良すぎ」「このセーターは最強ですね」と思わず吹き出した人のほかにも、「めちゃダサカッコ良いですね!」「めっちゃかわいい」と一周回って欲しくなる人の声が上がっています。
ちなみにダサい柄のセーターはもともと、おばあちゃんらが編んでくれる愛情のこもったクリスマスプレゼントで、海外の定番アイテム。デザイン的に着られないけれど捨てられない……そんなある意味で厄介なものでしたが、十数年前のクリスマスシーズンから、あえてダサいセーターを着て笑い合うのがブームに。その後「National Ugly Christmas Sweater Day」が制定され、毎年恒例のイベントとなっています。
山口さんによると、当日は「シリアスな話をしている会議なのに全員が変なセーターを着てるから何か締まらない」という弊害がありつつも、楽しい一日となったようでした。
画像提供:山口慶明(@girlmeetsNG)さん
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溢れ出るやけくそ感。