ジブリでのアニメーター27年間を振り返る回顧録 「エンピツ戦記‐誰も知らなかったスタジオジブリ」発売
トトロからマーニーまで――裏方を務めた舘野仁美さんから見たスタジオジブリの世界は。
スタジオジブリで「となりのトトロ」から最新作「思い出のマーニー」までアニメーターを務めた舘野仁美さんが、在籍した27年間を振り返る書籍「エンピツ戦記‐誰も知らなかったスタジオジブリ」が、11月25日に中央公論新社から発売されます。
同書は、スタジオジブリの小冊子「熱風」で連載していた同タイトルを、加筆もしながら1冊の単行本にまとめた回顧録。ジブリでは動画チェックを中心にアニメーターを担当し、現在は東京・西荻窪で喫茶店「ササユリカフェ」を営業している舘野さんが、ジブリ時代の宮崎駿監督や高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーやスタッフとのエピソードをつづっています。
連載のきっかけとなった鈴木さんによる序文「メイちゃんの誕生」も収録。表紙イラストは同じく元スタジオジブリのアニメーター・大橋実さんが描き下ろし、貴重な写真など多くの図版も収めています。価格は1512円(税込)。中央公論新社でのキャッチコピーは「『スタジオジブリに嫁いだ』アニメーターによる、とっておきのエピソード」――アニメーターとして裏方に徹した人物から見たスタジオジブリの世界、そしてそこから学び取ったことはどのようなものなのでしょうか。
目次
メイちゃんの誕生(スタジオジブリ鈴木敏夫)
はじめに(舘野仁美)
プロローグ
1 ジブリ王国の門をくぐる、エンピツ戦士
2 ジブリの森で宮崎監督に雷を落とされる
3 師匠たちに怒られながら、腕をみがく日々
4 トレスマシンと格闘し、スケジュールに追いかけられる
5 光があれば、闇もある。表現者はなにを考え、どう動くべきか
6 いいアニメーターの条件とは? 教える立場になって思ったこと
7 ジブリを巣立つ日。そして人生は続く
エピローグ
エンピツ戦記外伝――構成者あとがき(平林享子)
プロローグより
私はスタジオジブリで長年、アニメーターとして働いていました。とくに動画チェックと呼ばれる作業を担当していました。
「動画チェックってどんな仕事?」
そう思われる読者の方も多いかもしれませんが、簡単に言うと、アニメーターが描いた線と動きをチェックする仕事です。動画の線は、アニメーションが生きるか死ぬかの生命線であり、その品質管理をする仕事です。
というと、なんだかすごくカッコいい仕事のようですが、アニメーターの仕事の中で、いちばん地味で目立たない裏方で、まさしく縁の下の力持ちであることを求められます。
裏方であるはずの私が、鈴木敏夫プロデューサーの鶴の一声で、なぜか回顧録を書くことになってしまいました。
(中略)
それは、私の思い出であると同時に、ジブリで一緒に働いていたスタッフみんなの思い出でもあります。できるだけ、みんなの声や思いも伝えたいと思いながら書きました。
このような機会を与えてくださった宮崎さんと鈴木さん、そして、ジブリで一緒にすごした多くの仲間たちに、心からの感謝をこめて。
舘野 仁美(たての・ひとみ)
1960年、福島県生まれ。アニメーター。東京デザイナー学院アニメーション科卒業後、テレコム・アニメーションフィルムを経て、スタジオジブリに参加。『となりのトトロ』から『思い出のマーニー』まで、数多くのジブリ作品に携わる。2014年、スタジオジブリを退職。同年12月、東京・西荻窪に「ササユリカフェ」をオープン。
平林 享子(ひらばやし・きょうこ)*本書の構成を担当
1967年、大阪府生まれ。編集者、ライター。早稲田大学教育学部卒業。フリーを経て2008年、スタジオジブリ入社。出版部に所属し、ジブリの広報誌『熱風』のほか、宮崎駿著『折り返し点 1997~2008』などの編集を担当。2014年、スタジオジブリを退職。その他の編集と構成を担当した本に、坂本龍一他著『縄文聖地巡礼』など。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
職場で21歳上の女性上司に“一目ぼれ”→猛アタックして交際&年齢差を乗り越え結婚 夫妻が波乱語る
伊勢丹で販売の高級バレンタインチョコに「カビによる汚染」発覚…… 回収・返金へ
「悲しみに暮れてる」 サイゼリヤがメニュー改定→“定番商品”消滅にショック広がる 「大好きだったのに」
そうはならんやろ! あどけない女の子が約45年後には…… “とんでもないギャップ”に爆笑 「立派に育ってw」
最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
咳き込んでいたら、愛犬が寄ってきて…… ぽとりと置いたぬいぐるみに「なんて優しい子」と大反響 1年後の現在、飼い主に話を聞いた
父は時任三郎、母は元モデルの“33歳俳優”が「ダンディー」と話題 海外生まれで大卒後に俳優として活躍中
不要になったペットボトルに種をまき、3カ月育てたら…… 驚きの成果に「すごっ!」「素晴らしいアイディア」
母が7歳娘のために“ほぼ100均コーデ”を手作りしたら…… 信じられないクオリティーに驚き「マジすごい」「おしゃれすぎ」
- 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
- 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ~!!」
- “この子はきっと中型犬サイズ”と思っていたら……たった半年後とんでもない姿に 「笑わせてもらいました」
- 年の差21歳で「夫は娘の同級生」 “両親大激怒”で結婚は猛反発されるも……“まさかの行動”で説得
- 163センチ、63キロの女性が「武器はメイクしかない」と本気でメイクしたら…… 驚きの仕上がりに「やっば、、」「綺麗って声でた」
- サイゼリヤ、メニュー改定で“大人気商品”消える 「ショック」悲しみの声……“代わりの商品”は評価割れる
- ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
- 「さすがに無神経な内容」 “暴言受けた”伊藤友里が降板発表→岡田紗佳の直後の投稿に批判の声 Mリーガーも反応
- ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
- 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
- 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
- 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
- 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
- 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議