丸亀製麺のうどんをお弁当でも! 東京から富士山を見ながら、打ち立ての「丸亀うどん弁当」を食べる
おいしくて、お得。4月13日発売です。(提供:丸亀製麵)
お弁当というものがある。幕の内弁当やのり弁など種類はさまざまだし、食べる場所も自由だ。自宅で食べてもいいし、どこかに持って行って食べるのもいい。これからの時期は気候も過ごしやすいので、家族でお弁当を持ってお出かけするのもステキだ。
そのお弁当が安くておいしければ、最高ではないか。しかもボリューミーであればなおうれしい。そんなワガママをかなえてくれるお弁当が存在した。丸亀製麺が4月13日から販売する「丸亀うどん弁当」だ。
家で食べると暗くなる
冒頭で「お弁当を持って家族でお出かけするのもステキ」と書いた。もちろんそれはカップルでもいいし、一人でもいい。職場にお弁当を持って行くと、休憩時間が楽しみになる。おいしいお弁当というものは、人を幸せにする力を持っている。
これは、自宅にて一人で、お弁当でもなんでもないものを食べている私の写真だ。あらゆる意味で暗い。こんなご時世だから一人で食事するのは構わないけれど、壁を見ながらの食事は幸せのかけらも存在しない。
食事は味だけではなく、それを食べる空間も大切だ。そこで、富士山を見ながら食事をしたいと思った。雄大な富士山を見ながらの食事、ステキではないか。ただ自宅からは富士山は見えない。お弁当を持ってお出かけすることになる。暗い生活からの脱却だ。
丸亀製麺のお弁当
今回持っていくお弁当は、丸亀製麺が4月13日から発売する「丸亀うどん弁当」にする。なぜなら、おいしくて安いから。もともと私は讃岐うどんが好きだし、天ぷらもおいしいから、丸亀製麺でよく食事をする。あのおいしいうどんを、お店の外でも食べられるのは魅力的だ。「俺、最近、暗い」と助詞の存在を忘れかけていた時にこのお話を聞いて、これしかないと思った。
「丸亀うどん弁当」は店内のメニューをテイクアウトするのではなく、お弁当専用として生まれたメニュー。天ぷらと定番おかずの組み合わせが異なる4種類が発売される。日本一の山を見ながら、おいしくて安くてボリューミーなお弁当、最高だ。
丸亀製麺では、毎日全てのお店で粉からうどんを打っている。そして店内で食べる時と同様、お弁当のうどんも、注文してからわざわざ茹でるというこだわりようである。これはもう、食の富士山と言ってもいいのではないだろうか。ぜひ富士山を見ながら、富士山(丸亀製麺)を食べたい。
今回は、富士山を見ながらうどん弁当を食べるけれど、別に富士山に行くわけではない。東京にある私の家の近くを流れる多摩川の土手から、富士山が見えるのだ。散歩に出かけて富士山を見ることはあったけれど、富士山を見ながら食事をしたことはなかった。初めてのことなので、楽しみだ。
富士山とのご対面
壁を見ながら一人で食べる暗い食事からの脱却。富士山を見ながら最高のお弁当を食べる。暗くなる要素はみじんも感じられない。うどん弁当と富士山で、私は明るい人間へと生まれ変わるのだ。
この場所を知らない人がほとんどだと思うので、上記の写真を見ると「全体的に白いな」としか思わないだろう。分かるよ、その気持ち。この場所についてとてもよく知っている私も「全体的に白いな」としか思わない。それはなぜか。富士山が見えていないからだ。
現実を受け入れよう。見えないものは見えないのだ。天気やらなんやらで、この日は富士山が見えなかった。さんざん富士山を見ながらと書いたけれど、富士山はなかったのだ。しかしもうお弁当を用意してしまったので、とりあえず、富士山が本来ある場所を見ながら「2種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」を食べる。
これで390円は安い。ちくわ磯辺天、野菜バラ天が入っていて、さらにお弁当限定のおかず「きんぴらごぼう」と「玉子焼き」がうどんの上に乗っている。ひと箱に全てが入っているというのも、持ち運びしやすいのでうれしい。ただ富士山が見えないことは悲しい。
われわれが探していた富士山とは、これなのではないだろうか。
普段私が見ている富士山は偽物で、本当の富士山はこちらだった。この日から「富士山」は山ではなく、うどん弁当のことを指すことになった。おめでとう。
その日に打った打ち立ての麺だからか、味はお店で食べるものと遜色ない。コシのある麺が良いし、この味を外で食べられるのもうれしい。開放感があるので、お店で食べるよりもおいしいまである。
お気に入りの火星
多摩川には大きな中洲があり、休日の晴れた日には家族連れなどのいい遊び場になっている。私もその場所が好きで、散歩でよく行っている。平日は人も少なく、まるで火星に来たような景色が広がっているのだ。日本っぽくない。
「2種の天ぷらと定番おかずの肉うどん弁当」を中洲で食べる。ちくわ磯辺天と野菜バラ天、おかずのきんぴらごぼうと玉子焼きに加えて、さらに肉うどんの「肉」がうどんの上で燦然(さんぜん)と輝いている。甘辛い肉というのは全ての食べ物に合うものだから、食べる前からおいしいことが確定している一品だ。
天ぷらのサクサクとした食感を好む人は、だしをかける前にふたの上などに天ぷらを一度移しておくといい。ただ私はサクサクを求めないタイプなので、だしを満遍なくかける。お弁当だから、食べ方も自由に選べるのがいい。
相変わらず富士山は見えない。ただ、このうどんを食べながら思った。富士山はうどん弁当となり、われわれがそれを食べることで体内に入り、結果、われわれは体内に富士山を手に入れたのではないかと。ありがとう、富士山。ありがとう、2種の天ぷらと定番おかずの肉うどん弁当。そして、全ての子どもたち(丸亀製麺)に、おめでとう。
開放感がいい
人が全くいないというわけではないけれど、中洲では人と人の距離を十分に取ることができ、川が流れ緑もあり、富士山は体内にありで、開放感であふれていた。おいしさと開放感で胸が高鳴り、もっとうどん弁当を食べたいという気持ちになった。満腹だけど、おいしいものはもっと口に入れたくなるのだ。
ちくわ磯辺天、野菜バラ天に加えて、海老天も入っているのが「3種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当」。やはり天ぷらと言えば海老天な気がする。それと、全てのお弁当に入っている「きんぴらごぼう」と「玉子焼き」はお弁当限定のおかずなので、お店では基本的に食べることができない。これもレアな感じがしてうれしい。
そして、「丸亀うどん弁当」のおいしさと、外でお弁当を食べる開放感によって「俺はいま明るい」と感じた。助詞を取り戻したのだ。記事冒頭の写真で、私は壁に向かって暗い食事をしていたけれど、あの時とは180度違う。壁には開放感がないのだ。幸せの鍵は開放感にある。
壁でもいいか!
しかしここでふと、あえて「原点に戻ろう」と思った。さんざん開放感と書いてきたけれど、やはり食事の幸せとは、場所を選ばないものではないだろうか。壁に向かって食べたとしても、このうどん弁当なら幸せな気がする。私は「誰と」「どこで」よりも、「何を」を大切にする男だった。
このうどん弁当は、特にお得だ。390円の『2種の天ぷらと定番おかずのうどん弁当』に海老天、鶏もも天2つが追加されたお弁当だが、同じ天ぷらを単品で追加するより170円もお得らしい。特に鶏もも天は私のオススメで、個人的に丸亀製麺に行った時でも必ず鶏もも天を食べている。
自宅で食べるうどん弁当は、開放感がなくてもおいしかった。幸せだった。冒頭の私は白米だけを食べていた。それが助詞を失くすほど暗くなった原因。幸せとはうどん弁当にあったのだ。心がぽかぽかした。さようなら、全てのクライワタシ。
「おいしい」が全ての場所で!
結局のところ味だった。「丸亀製麺のうどんはおいしい」と私は昔から本当に思っていたし、それはお弁当になっても変わらなかった。むしろお得になっているし、お弁当でしか食べられないものもあるしで、さらに良かった。
自分の好きな場所でおいしいものを食べられる幸せ――食べれば、体内に富士山がやってくる。われわれはいつだって、富士山を拝める。「丸亀うどん弁当」は、私たちに大事なことを教えてくれた。
ありがとう、うどん弁当。ありがとう、富士山。そして、全ての子どもたち(丸亀製麺)に、ありがとう。
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提供:株式会社トリドールホールディングス
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2021年4月12日