「いざ鎌倉」自宅から鎌倉まで歩くと何万歩? 道中の自動販売機でポイントを貯めながら歩く
飲み物を買っても、歩いてもポイントが貯まる、ダイドードリンコのスマホアプリ「Smile STAND」。
「いざ鎌倉」という言葉がある。一大事が起こったのですぐに駆けつけようというときや、さあやるぞ! という意気込みを表すときに使う慣用句だ。鎌倉時代の武士たちが「幕府で大変なことが起こった際には、すぐに鎌倉に駆けつけよう」と意気込んでいたことが由来とされている。「鉢木」という能の演目にも、武士が「いざ鎌倉」の心意気を語るシーンがある。
大変だな、と思う。駆けつけたくない。だって遠いのだ。自分がどこに住んでいるかによって移動距離は異なるけれど、鎌倉時代に車や電車なんて当然存在しないので、馬で行くか、歩いて行くかしかなかっただろう。
ということでこの記事では、実際に歩いて「いざ鎌倉」をしてみたいと思う。
歩くとお金が湧いてくる?
健康のためにウォーキングをしましょう、などとよく言われる。健康診断などに行くと、最後に必ず「歩いたりしましょうね」的なことを先生が言う。その通りではあるが、歩きたくないという気持ちもやっぱりある。
私も、健康のために歩かないとダメだと思いつつ、だいたい家にいる。長い目で見れば歩くことは大切だけれど、目先だけのことを考えてしまい「ダルい」「キツい」「めんどい」が勝ってしまう。結果家にいる。歩くだけでお金が湧いてくるならいいのにな、と思う。
歩くとお金(ポイント)が湧いてくる仕組みは、すでに存在していた。
ジュースやお茶、そして自動販売機でお馴染みのダイドードリンコがリリースしている「Smile STAND」というスマホアプリがある。その中の「Smile Walk」というサービスは「あるく、のむ、たまる」というコンセプトで、スマホの歩数計機能を利用して、歩くだけでSmile STANDポイントを貯めることができる。
「Smile Walk」は、1週間の目標歩数を自分で設定し、その目標を達成することで、ウォーキングボーナスとしてSmile STANDポイントを獲得できる機能だ。獲得したウォーキングボーナスは、翌月にSmile STAND対応自販機で飲み物を1本購入した時点で付与される。貯まったSmile STANDポイントは、PayPayボーナスや楽天ポイントに交換することができる。
「Smile Walk」の目標歩数は4種類あり、目標が高いほど獲得できるSmile STANDポイントも多くなる。1番少ない歩数が「10500歩(50ポイント)」で、1番多い歩数が「63000歩(130ポイント)」。私は当然63000歩を設定した。ポイント欲しいから。
あとは歩けばいいのである。歩けばお金(ポイント)が湧いてくるのだ。そこで登場するのが「いざ鎌倉」。私の住む東京・狛江から「いざ鎌倉」をするとどれくらいかかるのか、以前から気になっていた。
能の演目では、「いざ鎌倉」で鎌倉にやってきた武士には土地が与えられる。現代では土地ではなく、Smile STANDポイントをもらえる。Smile STANDは現代の「北条時頼」なのかもしれない。
いざ鎌倉
63000歩は単純計算では約50キロという距離になる。1週間で50キロと思えば無理な数字ではない。ただ狛江から鎌倉まで歩いていくと、どのくらいの歩数と距離になるのかは想像がつかない。
「Smile STAND」アプリ内では、「Smile Walk」機能以外でもSmile STANDポイントを貯めることが可能だ。「Smile STAND」アプリを立ち上げ、対応自販機でジュースなどを買うとSmile STANDポイントがもらえる。飲み物を買った際には1円1ポイントがつくので、たとえば140円のジュースを買えば、140ポイントもらえる。
今回の旅では、鎌倉を目指す道中、ダイドードリンコのSmile STAND対応自販機を見つけるたびに飲み物を買っていくことにする。
この時すでに130ポイントを持っていたので、140円の「ミウ プラススポーツ ブルーオアシス」を買ったことで、合計270ポイントとなった。
スポーツの秋と言うけれど、今は秋でも十分暑いので、水分補給が大切だ。その水分補給をすることで、ポイントももらえるというのが素晴らしい。鎌倉時代は鎌倉に駆けつけた褒美に土地がもらえたわけだけれど、現代では鎌倉に向かう道中でもポイントがもらえる。現代の「北条時頼」であるSmile STANDの優しさだ。
私はダイドードリンコの「世界一のバリスタ監修」シリーズのコーヒーが好きだ。ペットボトルのものも、缶のものも飲む。基本的にはブラックしか飲まないのだけれど、香りが豊かで本当においしいと思う。
そして私は、昔からダイドードリンコの飲み物を飲んでいた。自分のことを、勝手に “「さらっとしぼったオレンジ」世代”と言っている。子どものころ、親が作ってくれた麦茶の次に飲んでいたと思う。当時住んでいた鹿児島の「サンキュー 和田店」の自動販売機で買っていた。
「さらっとしぼったオレンジ」は2018年に販売終了となったけれど、2019年に復活した。「さらっとしぼったオレンジ」世代の私にとって、2018年は悲しみの年であり、2019年は喜びの年だった。それくらい好きだったのだ。今回は鎌倉で、旅の最後に飲むことにしようと思う。たどり着けるか謎だけど。
しかし、せっかくだから飲んだことのないものも飲んでみようと「とろけるピーチネクター」を買ったら、今日から俺は「とろけるピーチネクター」世代です! と宣言したくなるほどおいしかった。これめちゃくちゃおいしい。本当にとろけるような濃厚さだ。飲むと口の中に桃がある(気がする)。高い桃を食べた? と勘違いするくらい桃だった。
5本買うと、スクラッチにチャレンジできる。スワイプして銀色の部分を露出させるとそこには100ポイントと書いてあった。100ポイントもらえてしまった。63000歩で130ポイント。スワイプすると100ポイント。63000歩の達成報酬としての130ポイントはちょっと弱い気がしてきたけれど、歩くことで健康になれるから良しとする。
よく昔の人は鎌倉に行ったな
はっきり言ってキツい。歩いても歩いても鎌倉が見えてこない。これマジで63000歩で130ポイントという目標がなければ歩けない。だって、電車があるんだもの。狛江から鎌倉は電車なら1時間なんだもの。わざわざ歩く必要なんてないんだもの。
水分補給でポイントをもらえることは大きい。次の自販機まで歩いてみようか、という気がしてくる。じゃないと歩かないもの。電車で1時間で鎌倉なんだもの。時代が違うから、鎌倉では何も起きていないんだもの。勝手に歩いているだけなんだもの。
「Smile STAND」では、GPS機能を利用して、近くにある自販機(Smile STAND対応機)の場所を検索できる。日常生活の移動中、ふと飲み物が飲みたくなったとき、どこに自販機があるのか調べられるのはとても便利だ。
そして今回の旅では、この機能がとても重要だった。マップで自販機の場所を確認して、「とりえあえずここまでは歩こう」と小さな目標を作っていく。じゃないと心が折れるから。
全てを無にすることを言うと、私の家のすぐ近くにもダイドードリンコの自販機がある。そこで130円のジュースを買えば、ポイント的には63000歩の達成報酬と同じだけのポイントが得られるのだ。その130ポイントのために、63000歩を歩くという「いざ鎌倉」。鎌倉時代の武士はすごいな。そりゃ土地くらいもらえるわ。
しかしもちろん、63000歩を自分の足で歩くことならではの楽しみもある。
「ミスティオ コーラ」は自販機限定のジュースだ。私が日常生活で一番よく飲むのは「世界一のバリスタ監修」のコーヒーだが、長距離歩くとなると飲みたいものは違ってくる。ゴクゴク飲める冷たいジュースが欲しくなるのだ。
そして、飲んだらめちゃくちゃおいしい。強めの炭酸を口にすると爽快感があり、疲れた身体をコーラの甘さが癒してくれる。歩く気力が湧いてくる気がした。「いざ鎌倉」の果てしない道のりは、ダイドードリンコの飲み物と「Smile STAND」に支えられていた。ありがとう、俺、健康になるよ。
地形と情緒不安定
歩いているといろいろな発見がある。心が折れる瞬間もある。もちろんそれはダイドードリンコの飲み物で回復するのだけれど、一瞬は心が折れる。
見渡せるということは時に恐怖でもあるのだ。
実際に歩くということでなければ、このような地形は面白いと思う。ただ歩くとなると「ちょっと待って」となる。
そして延々と歩いていると、自分の情緒がどうなっているのか不安になってくることもあった。というのも、元気の波と疲れの波が交互に来るような感じがあったのだ。道中すべての時間がずっとキツかったわけではなかった。
情緒が不安定だ。撮った写真を後から見ると「こいつ大丈夫かな」と思う。長い距離を歩き続けるとこのようになる。鎌倉時代の武士も、こんな感じを繰り返していたのだろうか。でも今の私にはダイドードリンコと「Smile STAND」がついているから、最終的には元気に鎌倉にたどり着くけどね。
鎌倉に着きました
狛江を出発したのが朝8時。そして、19時を過ぎた頃だろうか。目的地の鎌倉の由比ヶ浜にたどり着いた。せっかくならゴールは海かな、と思ったのだ。青く美しい海を見たかった。青い空、青い海、白い雲、最高のゴールになるだろうと思っていた。
何にも見えない、全く見えない。だって夜だもの。真っ暗だもの。本当に鎌倉まで歩いたの? と疑いたくなるほどに、ここがどこかわからない。しかし歩いたのだ。それは「Smile Walk」の歩数が証明してくれる。
63000歩までは少し足りなかった。距離にすると48キロということになる。東京・狛江から「いざ鎌倉」で鎌倉に駆けつけると48キロと。なかなかの距離だ。余裕で63000歩に達していたと思っていたので驚いた。1日で63000歩というのは大変な目標だったのだと、改めて感じた。
ゴールを記念して飲んだ「さらっとしぼったオレンジ」はとんでもなくおいしかった。今まで一番おいしかった。このために48キロを歩いたと言ってもいい!と思った。オレンジピールエキスが私の全ての疲れを癒してくれた。
狛江から鎌倉まで道中では、ダイドードリンコの自販機でいろいろな飲み物を飲んだ。どれもおいしかった、というのが正直なところだ。「エナジージムストロング」なんて、飲んだ直後は少し走ったもんね、元気になれた気がして。歩き続けるためには、これだけの飲み物が必要だったのだ。
そして、歩いてもポイントが貯まる、飲んでもポイントが貯まる。これは最高ではないか。たくさん歩くことで健康になって、ポイントも貯まっておトク。もっとも、鎌倉まで歩いても63000歩には行かなかったから、まだウォーキングボーナスの130ポイントはもらえないんだけどね。
由比ヶ浜から鎌倉駅まで歩いたら、63000歩をクリアしていた。これでめでたく、ウォーキングボーナスの130ポイントをゲットできることとなった! このウォーキングボーナスは、来月にSmile STAND対応自販機で飲み物を1本買うと受け取ることができる。
ついに私は、歩くだけで130ポイントを手に入れられることとなった。働いていない、歩いただけ、健康になっただけ。それなのに130ポイント。飲み物を買って獲得する130ポイントより、ずっとうれしい。これも「Smile Walk」ならではの魅力といえそうだ。
買い物をしてポイントを貯める、歩いてポイントを貯める
最近のキャッシュレス決済では、買い物をするとポイントがついて、そのポイントで買い物もできることがある。「Smile STAND」は飲み物を買うことでSmile STANDポイントが貯まるうえに、歩くだけでポイントが貯まる。63000歩を1日で達成しようとしたら大変だったけど……でも、1週間あればいけるだろう。そしてSmile STANDポイントは、PayPayボーナスなどのキャッシュレス決済サービスのポイントに交換できる(※)。歩けばお金(ポイント)が湧く、健康と財布に素晴らしいアプリと言える。でも、今後は鎌倉に行くときは電車で行くけどね。
(※)Smile STANDポイントは、「PayPayボーナス」「LINEポイントコード」「楽天ポイント」「nanacoポイント」「Amazonギフト券」「プチギフトクーポン」に交換を可能です。交換できるポイント数等詳細についてはホームページをご確認ください。
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提供:ダイドードリンコ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2021年10月20日