北別府学、帯状疱疹を発症していた 痛み、目の渇き、せん妄 妻が近況伝える「痛みもだいぶ和らいで」

回復を願うばかり。

» 2023年02月05日 13時25分 公開
[深戸進路ねとらぼ]

 元「広島東洋カープ」の投手で、現在は日本プロ野球名球会理事の北別府学さんの妻・北別府広美さんが2月4日に夫のブログを代理で更新。北別府さんが帯状疱疹に罹患したことを報告しています。

闘病中の北別府学 北別府さん。2021年8月にブログで公開された写真(画像は北別府学オフィシャルブログから)

 広美さんは、「基礎疾患のある主人は、免疫力が落ちていていますので生活の中でも気をつけておりましたが、このたび帯状疱疹に罹患してしまいました(原文ママ)」と報告。体の動きや口数が減っていたという1月後半に発疹が見つかり治療に入ったそうで、「中央から右半身に広がっていた発疹は、もう枯れた状態になり痛みもほとんどありません。手足に触るだけで痛がっていた痛みもだいぶ和らいできました」と現在は快方に向かっているといいます。

 調子が悪い日は1日中寝て過ごすこともあったそうで、広美さんは「なんとか快復してきて少しずつ口から食べ物を摂ることができるようになってまいりましたが、GVHDで攻撃された目の渇きが更にひどくなり中々ブログの更新も出来ず、皆様にはご心配を頂いていたと思います」と本人によるブログ更新が途絶えていた理由を説明。

 また北別府さんは過去の闘病時と同じくせん妄状態になり、「今は私に向けてお前はダメ、着替えも下手くそ、悪態をつくような言葉がスラスラと出てまいります」と意識にない言葉が出ることもあるそうですが、「それを見て看護師さんとヨシヨシ、2人で悪態を受け止めましょう! 生きていればこそ!」と命あっての物種と前向きに捉えているとのこと。不意に我に返って穏やかに話すこともあるそうで、「次は主人が皆様にお礼の更新が出来る事をと信じております」と願いを込めて伝えました。

闘病中の北別府学 北別府さんの最新ショット。2023年1月19日のブログにて、孫を抱っこする姿(画像は北別府学オフィシャルブログから)

 北別府さんは2020年1月、ウイルス感染により発症する成人T細胞白血病であることを公表し、同年5月には息子をドナーに末梢(まっしょう)血幹細胞を移植。2021年3月には約1年2カ月ぶりにテレビ番組のコメンテーターとして現場復帰しますが、同年6月に転倒して側頭部のケガと尾てい骨を骨折し、11月には大腿骨骨折が明らかになり人工大腿骨にする手術を受けています。

 また2022年3月には腎臓の不調で入院しており、退院後の6月には感染症のため再び入院。同月中には広美さんが、「先日より体調が悪く、食事を摂る事もあまり話しも出来ない状態となっておりました」「感染症からくる敗血症だそうです」と北別府さんが敗血症と診断を受けたことを公表しましたが、7月下旬には無事退院しています(関連記事)。

闘病中の北別府学 2020年7月に撮影された入院中の北別府さん(画像は北別府学オフィシャルブログから)

 ブログ読者からは、「一刻も早く回復されることをお祈りしております」「北別府さんがご回復されてブログの更新されるのを楽しみにしていま」など北別府さんの早期回復を願う声や、「せん妄症状、びっくりしますし悲しくなることもありますが、それを受け止める前向きさ、その強さを心強く思います」「名球界入りを果たせる人は奇跡的な存在。北別府さんはそれをやってのけた人ですから、何度だって立ち上がれますよ。奥様という素晴らしくお茶目で心の暖かなサポーターがついてますしね」など応援メッセージが多く寄せられています。

関連キーワード

ブログ | 広島東洋カープ | 感染 | 感染症 | 野球


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/14/news189.jpg 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. /nl/articles/2411/14/news187.jpg 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. /nl/articles/2411/14/news167.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  7. /nl/articles/2411/15/news009.jpg 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. /nl/articles/2411/15/news058.jpg 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. /nl/articles/2411/14/news023.jpg “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた