最大2キロ超の“高級カニ”が千葉で大発生!? 浜名湖の名産を都会のドブで「開始1分」採取、食す様子に反響

まじか。(修正あり)

» 2023年09月27日 21時00分 公開
[三日月影狼ねとらぼ]

【10月3日20時22分 追記】初出時、「東京・荒川」となっていた記事タイトルを一部修正いたしました。不正確なタイトルになっていたことをお詫び申し上げます。(ねとらぼ編集部)

 YouTubeチャンネル「あらかわちゃんねる」に、都会のドブで発生した日本最大のカニを捕獲→おいしく食べる様子が投稿されました。動画は記事執筆時点で、4万回以上再生されています。

サムネイル でっかい!

 投稿主のあらかわさんは生き物系YouTuberで、海に潜ったり深海魚を捕まえたり、はたまた川で網を投げたりしながら、さまざまな生き物を捕獲しておいしく食べる……といった活動をしています(関連記事)。

 そんなあらかわさんはこの日、「ドウマンガニ」という大型のカニを捕まえるためにとあるドブにやってきました。ドウマンガニこと「トゲノコギリガザミ」(通称:ノコギリガザミ)は高級カニとして知られていて、静岡県にある浜名湖では名産品として珍重されています。

網で挟む 網で挟みこんで捕獲する形が理想なのだとか

 あらかわさんの今回の狙いはただのドウマンガニではなく、車のハンドルほどのサイズの巨大な個体、またはソフトシェルと呼ばれる脱皮したてで殻ごと食べられる個体なのだそうです。果たして狙い通り、巨大ドウマンガニ、はたまたソフトドウマンガニを捕獲することはできるのでしょうか……!?

ドウマンガニ捕獲 ドウマンガニゲットです!
ドウマンガニを照らす あちらにもこちらにもドウマンガニの姿が

 採取開始から1分、あっという間に今回のターゲットであるドウマンガニを発見したあらかわさん。今回同行している友人はYouTuberではない採取初心者とのことで、まずは練習を兼ねて小さなドウマンガニの捕獲に挑戦していきます。

友人が捕獲したドウマンガニ 友人が1人でドウマンガニを捕獲しました、すごい!
巣穴の前のドウマンガニ 巣穴の前にいるドウマンガニは、まず捕獲できないのだとか

 何度か挑戦すると、無事にドウマンガニを捕獲することができました。ドウマンガニはとてもパワフルなカニで挟む力が非常に強いのだとか。うかつに触ると大けがをしてしまう危険があります。

ドウマンガニとあらかわさん 指を挟まれたら潰れるくらいの握力があるとか
オスは容赦なく オスが激しくケンカをしています

 あらかわさんいわくドウマンガニは、近年の温暖化の影響で関東まで分布域を広げているとのこと。また巣穴が1〜2メートルあるため、一度巣穴に引っ込まれると捕まえるのが難しいといいます。

 ちなみに静岡県水産・海洋技術研究所によると、ドウマンガニの漁獲量は平成30年以前と比べ倍近く増加。近年、他の多くの水産物と同様、乱獲などによる水揚げの減少が懸念されていましたが、ここ数年で急回復しています。

でかいドウマンガニ捕獲 車のハンドルサイズのドウマンガニを捕獲しましたが……
逃げられた 逃げられてしまいました、これは悔しい……!!

 ――そして紆余曲折がありつつも、あらかわさんと友人は巨大なドウマンガニをゲット……したかと思いきや、挟まれる恐怖にひるんでしまった一瞬の隙をついて逃げられてしまいました。狙っていた巨大ドウマンガニに逃げられたショックで落ち込みつつも、最後は捕獲したソフトシェルのドウマンガニフライをおいしく食べ、巨大ドウマンガニへのリベンジを誓うあらかわさんなのでした。

ソフトシェルクラブのフライ ソフトシェルクラブのフライ、おいしそうです

 なお今回あらかわさんがドウマンガニを捕獲していた川にはカニの漁業権は設定されていません。生物を採取する際は漁業権や法令を必ず確認しましょう。

 あらかわさんはYouTubeチャンネル「あらかわちゃんねる」とX(Twitter)(@turisaitama)、Instagram(@arakawa455)にさまざまな生きものを捕獲する様子や、実際に食べてみた様子を投稿しています。

潜水でドウマンガニを捕獲した時の様子
台風後の夜の漁港に行ってみると……?
伊豆の海の様子、とても勉強になります

画像提供:YouTubeチャンネル「あらかわちゃんねる

三日月 影狼

オススメ記事

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/07/news109.jpg 「ロッチ」中岡、顔にたっぷり肉を蓄えた激変ショットに驚きの声 「これ…ヤバいって」「すごい変身っぷり」
  2. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  3. /nl/articles/2405/06/news040.jpg 「東京チカラめし」約2年ぶりに東京で“復活” まさかの出店場所に驚き「脳がフリーズしそうに」
  4. /nl/articles/2405/03/news025.jpg 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  5. /nl/articles/1611/04/news117.jpg 「ヒルナンデス!」で道を教えてくれた男性が「丁(てい)字路」と発言 出演者が笑う一幕にネットで批判続出
  6. /nl/articles/2405/07/news114.jpg 大谷翔平がエスコート 真美子さん「ドジャース奥様会」に再び登場で頭ひとつ抜き出る
  7. /nl/articles/2405/08/news030.jpg 「新紙幣出てきたんだけど」 レジで“千円札”見た若者がポツリ→まさかの正体にショック広がる 「そうだよねえぇ」
  8. /nl/articles/2405/07/news043.jpg 16歳お姉ちゃんと0歳弟、赤ちゃんが泣くとすぐに抱っこして…… 愛をそそぐ姿に「愛しさ溢れてて号泣」「いいね1万回押したい」
  9. /nl/articles/2405/05/news018.jpg 地元民向け“バリカタ仕様”の袋麺だと思ったら……思わぬ落とし穴に「トラップ仕掛けられてる」「自分も引っかかった」
  10. /nl/articles/2405/06/news001.jpg 川をせき止めるほどのゴミ→ボランティアがを徹底的に掃除したら…… 見違える変化に驚き
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評