子どもの成長をひっそり見守る、謎の声の正体は? 「最後まで見ると意味が分かる」Webムービーがじんわり温かい

子どもを育てている親御さんなら、より一層じんわり来ちゃうかも。

» 2023年11月08日 12時00分 公開
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 ある家庭に産まれたひとりの女の子。その成長をほほえましく見守っているのは一体……? ちょっとした謎を追いつつ、最後まで見るとじんわりと温かい気持ちになるWebムービーを、関西電力が公開しています。

 最初に映し出されるのは、赤ちゃんの動画を再生するタブレットの画面。うん、かわいい。優しく語りかけるように、ナレーションの声が入ります。「そうそう、昔からそうだったよね」……家族で思い出を振り返っているのでしょうか。


いきなりタブレットいっぱいに映し出される赤ちゃん、かわいい

大きな声で夜泣きしていた赤ちゃん時代。両親は寝かせるのにきっと苦労したはずですが……

 夜中に電気をつけてぐずる赤ちゃんをあやす様子を振り返りながら、ナレーションは「なかなかすんなり寝てくれなくて、おかげでたくさんその寝顔を見ることができた」と感慨深そうに語ります。 ん……? すんなり寝てくれなかったのなら、たくさん寝顔を見ることもできなかったのでは?

 微妙にひっかかりを感じるナレーションですが、ストーリーはそのまま続き、女の子はぐいぐい成長していきます。


おお、つかまり立ちができるように……!

もう七五三か〜

あら〜、ずいぶん大きくなっちゃって……

視線の先には飛行機が

いきなりグンと成長してる!

もう高校生か〜! スマートフォンを見たり、家族と距離ができてしまったり

 謎の声が「毎日心配ばかりだったけど、ある日急に大人の顔に見えてびっくりした」と語ると、空を飛ぶ飛行機を見上げる少女の姿が。そしてカットが切り替わると、いきなり時間はジャンプ。女の子はもう高校生になっているようです。


夜な夜な勉強を頑張るも……

悔し涙の結末に。つらいな〜

 どうやら受験は思い通りの結果が出なかった様子。涙声で「もう一回頑張る」と両親に伝える女の子を、「何回でも挑戦すればいい」「何回でも応援し続けるから」と、謎の声も応援しています。

 さらに時は流れ、女の子は就職活動に励む時期になりました。


リクルートスーツを着て、書類をまとめています。その机の上にあるのは……

飛行機が表紙に描かれた新卒採用のパンフレット


「よかった、おめでとう!!」「ありがとう!」 抱き合って喜んでいる母娘

 飛行機関連の企業に就職が決まり、大喜びしている母娘。小さいころのホームビデオで飛行機のプラモデルを作っていたり、途中で窓の外の飛行機を見つめていたりしたのが、こういう形でつながってくるのか……!

 そしてカットが切り替わると、家族そろってタブレットで動画を見ながら思い出を振り返るシーンに。最初のシーンはここにつながっていたんですね。


タブレットで昔の動画を眺める一家。こうして過ごせる時間も残り少なくなってきました

 就職先が決まったということは、家を出る日が近いということ。ナレーションは静かに「一緒に過ごす時間はあっという間で、お別れのときがやってきました」と語ります。やっぱり家族の心の声だった……?


ほんと大きくなったな〜

動画を見ていて、ぽつりと一言

 ホームビデオを見ていた彼女は、照れくさそうにしながら「お母さん、お父さん、ありがとう」とつぶやきます。娘さん、素直ないい子に育ってくれたじゃないですか! そしていよいよ、引っ越しの日がやってきました。


23年間、お世話になりました!

スイッチを消すと、聞こえなくなってしまった謎の声。正体はまさか……?

 荷物を片付けた自分の部屋で「23年間お世話になりました」と彼女が頭を下げると、「こちらこそ」とゆっくり答える謎の声。電気のスイッチを消すと、部屋が暗くなると同時にフッと声も消えてしまいました。

 ですが、新居に到着して電気をつけると――「そしてまた、よろしくね」「頑張る君を、ずっとずっと、灯します」と、また優しい声が戻ってきたのでした。 なるほど〜! ということは謎の声の正体は……。


荷物が積み上がる新居にお引っ越し。引っ越し先ですぐに電気が使えるように手続きしていてえらい!

そしてまた、電気は暮らしを見守り続けてくれるのでした

 ちなみに、なんかずっと聞き覚えのある声だな〜と思っていたんですが、この「謎の声」は俳優の阿部サダヲさんが演じているとのこと! どうりで心にじんわり来るエモーショナルな語りだったわけですね。

 “どんなときもそばにいてくれる”という電気のありがたみを、ちょっとしたミステリーも盛り込みつつ表現した関西電力の動画。お子さんがいる人は、特に強めに刺さってしまったのでは。電気、これからもずっとそばにいてくれよな……と、心から思ってしまうストーリーでした。

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アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2023年11月21日