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Angry Birds開発元のCEO、海賊版に寛容姿勢 「音楽業界から学んだ」せかにゅ

Angry Birdsを開発するRovioは、音楽業界とは違って訴訟よりもファンを増やすことに力を入れています。海賊版は「さらなるビジネスをもたらす可能性もある」と受け入れる考え。

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 人気が高い故に海賊版のグッズやゲームが出回っているモバイルゲーム「Angry Birds」。しかし開発元のRovioのCEOは、海賊版に寛容な姿勢を示しています。

 ミカエル・ヘッドCEOはフランスで開かれた音楽業界イベントMidemで、海賊版の問題について、音楽業界はひどいやり方で海賊版に対応しており、そこから学んだ、と語りました。レコード会社はP2PサービスやP2Pユーザーに対して訴訟を起こす戦略で反発を買いましたが、Rovioは訴訟よりもファンを増やすことに力を入れています。

 同社が法的に追及するのは安全でない製品、ブランドイメージを損なう製品を販売している業者だけ。すべての海賊版に立ち向かうのは無益であり、公式の製品ではなくても、出来がよければブランドを高め、ファンを増やすことにつながり、ビジネスが成長するという考えです。「海賊版が悪いことではない場合もある。最終的に、われわれにさらなるビジネスをもたらす可能性がある」

 RovioはモバイルからPC、Mac、ソーシャルサービスとプラットフォームを拡大しており、2月14日にはFacebook版Angry Birdsをリリースする予定。さらに音ゲーも開発しているということです。

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