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北斎の絵をヨガで再現する「北斎ヨガ」がいとおかし北斎もびっくり

浮世絵師・北斎の絵に登場する人のポーズを再現する新感覚ヨガがあった。

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 先日オフィスでも試せるヨガのストレッチをご紹介しましたが、今回はちょっと変わった新感覚ヨガをご紹介します。

 それは、北斎の絵に登場する人を手本にポーズを取る「北斎ヨガ」。アサヒグループがCSR活動として展開する「すみだ川アートプロジェクト」の一環として7月5日に行われました。同プロジェクトでは「江戸を遊ぶー北斎漫画2089」をテーマに、ワークショップや音楽ライブなど、江戸や葛飾北斎にまつわる多彩なプログラムを日替わりで開催しています


平日夜にも関わらず、北斎ヨガは盛況

ヨガインストラクターのオカザキ恭和さん

 葛飾北斎は江戸時代を代表する浮世絵師。彼が描く人物は、どの人も動きや肉体が生き生きしていることが特徴。なんと北斎は「人体を描くには、骨格を知らなければ真実とは成り得ない」と、接骨家のもとに弟子入りして解剖学を極めたのだそうです。彼の作品にはヨガを思わせる「無礼講」という絵があり、北斎ヨガではそれを手本にポーズを取ります。

 北斎ヨガを教えてもらうのは、ヨガインストラクターのオカザキ恭和さん。「無礼講」の絵と見比べながら、ポーズを取ってみましょう。

 まずは、絵に描かれている右上の男性のポーズ。

床に座り足の下から腕を通す。通した腕で足を持つ。太ももの裏、ふくらはぎ、背中が伸びる

 続いて、あぐらをかいて手を頭に回した男性のポーズ。

あぐらをかき、頭の後ろで片方の腕の肘を引っ張る。引っ張られている方の手で耳を触るように。背筋が伸び、腕が引き伸ばされて気持ちいい

 次は、座って片足を頭の高さまで上げた男性のポーズ。

片足を上に持ち上げ、肘で押さえながら顔の横まで持ってくる。その足を反対の腕でつかむ。太ももの裏が伸ばされて気持ちいいが、これは難度高め。さすが先生

 続いて、弓を引くポーズ。

膝を曲げ腰を落とし、矢を飛ばす方向に意識を集中させながら、ぐっと弓を引くように腕を後ろへ。背筋が伸び、また思いっきり胸が開いて気持ちがいい

 最後に、ふんどしを引っ張る男性のポーズ。

ズボンのベルトのあたりを上に引っぱり、反対の腕は頭の後ろで固定する。腕が伸ばされ、また胸が開いて柔軟になる

 江戸時代の人たちもヨガを楽しんでいたのかもしれませんね。みなさんも北斎の絵と自分のポーズを見比べながら、北斎ヨガを試してみては?

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