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アニメ好きの女子中学生の行動力はときに凄まじいようです。アニメ「おおかみこどもの雨と雪」やゲーム「バイオハザード ダムネーション」などの映像制作を手がけたデジタル・フロンティアの所属プロデューサーによるツイートが注目を集めています。
始まりは、女子中学生から会社にかかってきたという1本の電話。修学旅行で東京を訪れるタイミングで、会社訪問をしたいという連絡でした。彼女(たち)の目的は単なる見学ではなく、アニメ制作に関する意見を伝えること。「1時間ほど議論する場を設けてほしい」という依頼だったのです。
中学生の主張は次のような内容でした。自分たちはアニメ映画が大好きで、特に人の手で作られた温かみのある作画や美術を愛している。ところが、昨今はCGを導入した作品が多く、デジタルで無機質なCGが入ってくると今後のアニメ映画がどうなるのか不安がある。そこでCG制作会社に直接話を聞いて意見を交換したい――まさに挑戦状です。
突然の依頼にも関わらず、中学生の真剣な姿勢を感じとってか、会社側はこれを快諾。5月21日に議論の場が設けられることになりました。会社側は、女子中学生4人のチームに対抗するべく、男子4人チーム(CGディレクター3、制作部1)を結成。おまけに司会役はおおかみこどものプロデューサー・齋藤優一郎さんが務める予定です。
議論の内容は、生徒たちの研究レポート「現代のCG技術〜未来のアニメ」とともに後日サイト上で公開するそうです。どんな議論になるのか楽しみですね。なお今回の中学生からの挑戦状を紹介したツイートはTogetterにまとめられているので、気になる方はあわせてどうぞ!
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