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神奈川県自然環境保全センターは、花粉が飛ばない「無花粉ヒノキ」を全国で初めて発見したと明らかにした。
2011〜2012年度に県内の4074本のヒノキを調べて1本だけ見つかったもので、花粉が飛散しない性質を2年かけて解明した。花粉の元になる細胞の大きさが不均一で、正常な花粉が観察できないという。
今後、この木をさし木や接ぎ木で増殖させ、無花粉ヒノキの苗木の生産につなげていく。現在は試験的にさし木による増殖に取り組んでいるところだ。
同保全センターではすでに「無花粉スギ」の種子を生産しており、生産者が苗木を生産し、各地で植栽が行なわれている。
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