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被災地の折り込みチラシを記録・分析 「チラシでたどる震災1000日」を朝日新聞が公開

震災後の営みや復興への課題などがチラシから見えてくる。

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 朝日新聞が、東日本大震災の発生後、被災地の岩手県大槌町に配られたチラシを記録・分析した特設サイト「チラシでたどる震災1000日」を公開している。

 同社によると、2011年3月11日〜2013年10月末までに地元紙・岩手日報に折り込まれて被災者に届けられたチラシは5551枚。特設サイトではこの一部を閲覧できる。

 メインページでは、先の1000日間を「混乱期」「復旧期」「停滞期」の3つに分け、チラシを作った人々への取材記録や、東京大学・林香里研究室と行なった分析結果を掲載しており、スクロールすると、月別チラシ枚数の変遷がたどれる。

 チラシの発行枚数は、復興需要によって震災前より増加していて、業種によって違いがあるそうだ。例えば、不動産関連は一定して多く、近年は法律相談が徐々に増えている。震災後の営みや復興への課題などチラシからうかがえることは多そうだ。

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