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GoogleとAdobe、日本語・中国語・韓国語に完全対応したオープンソースフォントを発表

Googleは「Noto Sans CJK」として、Adobeは「Source Han Sans」として配布しています。

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 GoogleとAdobe Systemsが、日本語、中国語、韓国語に対応したオープンソースのフォントファミリーをリリースしました。Googleでは「Noto Sans CJK」として、Adobeでは「Source Han Sans」として配布しています。ライセンスはApache License, version 2.0に準拠しており、誰でも無料で利用できます。

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繁体字中国語、簡体字中国語、日本語、韓国語をカバーしています(最下部の英語は、Source Sansファミリーのもの)

 全言語への対応を目指すオープンソースフォントファミリー「noto」を展開するGoogleが、独自のオープンソースタイプフェースの開発に着手していたAdobeに働きかけて生まれたのが今回のフォントです。繁体字中国語、簡体字中国語、日本語、韓国語を完全にカバーした上で7種類のウェイト(太さ)を用意した、かなり充実した内容となっています。

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7つのウェイトが利用できます

 各国のフォントは同じスタイルでデザインされており、同時に使っても統一感が損なわれないのも特徴です。なお、日本語フォントの開発は、書体の開発・制作を手がけるイワタの協力のもとでAdobeのフォントデザイナーである西塚涼子さんが作りあげました。さらに、ハングル文字は韓国のSandoll Communication、中国向け漢字はChangzhou Sinotypeとのパートナーシップのもとで開発しています。

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左から簡体中国語、繁体中国語、日本語、韓国語における文字

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