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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月30日、噴火した御嶽山を陸域観測技術衛星2号「だいち2号」により観測し、噴火によるくぼみや降灰堆積の様子を報告した。
だいち2号に搭載されたLバンド合成開口レーダにより先月8月18日に観測した画像と比較すると、噴火後の9月29日に観測した画像では、長さ210メートル、幅70メートルほどのくぼみが確認できる。これが今回新たに形成された噴出口と思われる。
また、同軌道からの衛星画像で比較しても、御嶽山山頂の火口の周辺に降灰堆積が多く分布することが分かっている。
長野、岐阜県境にある御嶽山は9月27日午前11時52分に噴火。山頂付近は約250人の人でにぎわっていたと推測されている。山頂付近に残された人たちの救助活動は難航している。
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