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台風19号 警戒が必要な期間は

台風19号は発達のピークは過ぎているものの、非常に強い勢力を保ちながら北上を続ける見込み。

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 台風19号は、あすからあさってに沖縄本島に最も接近し、沖縄は大荒れに。月曜から火曜は九州から本州にかなり接近・上陸の恐れ。各地の台風に警戒が必要な期間をまとめました。


台風19号に警戒が必要な期間(10日16時発表)

 15時現在、大型で非常に強い台風19号は、沖縄の南を北上しています。発達のピークは過ぎているものの、このあとも非常に強い勢力を保ちながら北上を続け、11日(土)から12日(日)にかけて沖縄や奄美に接近する見込みです。その後は進路を北東に変えて、スピードが一気に速くなります。13日(月)から14日(火)には、九州や四国、本州にかなり接近、上陸する恐れがあります。以下は、地方ごとの注意・警戒ポイントです。

【沖縄・奄美】

 11日(土)は、沖縄本島や大東島地方は昼過ぎから、奄美地方は夜遅くに暴風となる恐れ。走行中のトラックが横転するくらいの、非常に強い風が吹き荒れるでしょう。波はさらに高くなり、猛烈なしけとなる見込みです。また、大潮の時期にあたり、潮位が高くなるでしょう。海岸や河口付近では高潮による浸水・冠水に注意を。さらに11日は台風の接近に伴って活発な雨雲がかかり、非常に激しい雨の降る所があるでしょう。沖縄本島地方の多い所では、11日12時から12日12時までの24時間雨量が200〜300ミリに達する見込みです。

【九州・中国・四国・近畿】

 11日(土)は、九州南部は夕方以降に広く雨となり、早い所では夜6時頃から強風域に入る見込みです。12日(日)にかけては横なぐりの雨に。雨の範囲はさらに広がって、九州北部や四国、中国、近畿も12日(日)の午後は、あちらこちらに雨雲がかかるでしょう。12日は台風の北側にあたる、九州南部付近に前線が停滞することが予想されており、13日(月)にかけて大雨となる恐れもあります。

【東海・北陸・関東】

 この三連休、土日は晴れますが、13日(月)午後から14日(火)の午前中にかけて、台風の影響が大きくなりそうです。早い所では12日(日)から雨が降りだします。13日(月)は広く雨となり、ザーッと降り方が強まることも。東海や関東では14日(火)にかけて大雨となる恐れもあります。風も13日(月)は次第に強まって、特に夜は急激に強まりそうです。立っていられないくらいの非常に強い風が吹く所もあるでしょう。14日(火)朝の通勤・通学の時間帯に風のピークとなれば、交通機関に大きな影響が出そうです。

【東北・北海道】

 東北では13日(月)から雨。台風の接近に伴って雨・風ともに急激に強まって14日(火)は大荒れとなるでしょう。北海道は台風とは別の、気圧の谷の影響で雨の所がありますが、台風の直接的な影響は主に14日(火)から15日(水)にかけてとなりそうです。

最新の台風情報で確認を

 先週の台風18号と同様、19号も東よりに進路を変えた途端、スピードが速くなります。東海や関東から北海道では、まだ台風が遠いと思っても、あっという間に近づいて、急に風や雨が強まります。台風のスピードによっては、風雨の影響やピークの時間が前後しますので、このあとも最近の台風情報をこまめに確認してください。

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