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各報道によると、リベリアから羽田空港に到着した男性が微熱があるとして、念のためエボラ出血熱感染かどうか検査すると報じている。
男性は40代。西アフリカのリベリアに8月から2カ月間滞在し、ベルギーやイギリスを経由して、27日夕方羽田空港に到着し発熱の症状を訴えた。男性からは血液など採取し、国立感染症研究所に検査のため送っている状況。エボラウイルスを含めて何らかの病気に感染していないか調べている。
日本国内でエボラ出血熱の感染の疑いがある者が発生した場合、まず最寄りの保健所へ連絡が入り、その後厚生労働省への報告とともに特定感染症指定医療機関または第一種感染症指定医療機関へと移送されることになる。
現在全国の国際線がある空港では検閲所においてサーモグラフィーによる体温測定のほか、すべての入国者・帰国者に対して症状の有無に関わらず過去21日以内の西アフリカのギニア・リベリア・シエラレオネまたはコンゴ民主共和国の滞在歴を自己申告するよう呼びかけている。
追記
その後の検査により、エボラウイルスは検出されなかったとのこと。今後は念のため経過観察を行う。
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