ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

デング熱、初めて関西での感染を確認

代々木公園のウイルスの遺伝子配列と一致。

PC用表示 関連情報
advertisement

 兵庫県西宮市保健所は10月7日、同市内の女子大生(19)がデング熱に国内感染したと発表した。関西で感染が推定されたのは初めて。

 患者は9月中旬にマレーシアへの渡航歴があり、渡航先で蚊にかまれたと疑われたが、国立感染症研究所での遺伝子解析の結果、代々木公園で発生していたウイルス株と一致、国内感染の可能性が濃厚となった。ただ、患者は帰国後東京周辺へ行った経歴がなく、9月22日に西宮市内で蚊にかまれたとの情報から、別の感染者が都内から西宮に移動し、蚊を介して女子大生に感染したと見ている。

 デングウイルスの媒介蚊が、西宮市内に棲息している可能性が考えられるため、推定感染場所周辺の蚊の捕集および駆除作業を行う予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る