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デング熱感染、新たに台東区と港区で?

千葉市稲毛区在住のデング熱の患者は、代々木公園周辺由来のウイルスだったもよう。

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 厚生労働省は9月10日、代々木公園周辺以外の場所で新たに2人、デング熱に感染したと考えられる患者を報告している。

 千葉県の患者は勤務地の東京都台東区の勤務地周辺で、神奈川県の患者は外濠公園(東京都千代田区)又は青山公園(東京都港区)でデングウイルス保有の蚊に刺されたと見られている。現在、国立感染症研究所において、2人の患者の検体を用いて解析を行っている。

 台東区では当該患者の勤務地周辺の蚊の調査を実施。外濠公園ではすでに利用者への注意喚起とともに蚊の駆除を行っている。青山公園については蚊の調査の結果、駆除などの対策が取られる予定。

 なお、先日公開された千葉市稲毛区在住のデング熱の患者については、国立感染症研究所によるウイルス解析の結果、この患者から検出されたウイルスは、代々木公園周辺、新宿中央公園、神宮外苑または外濠公園への訪問歴のあるデング熱の患者から検出されたものと一致したとのこと。

 また、戸山公園(新宿区)の東西側と菅刈公園・西郷山公園(目黒区)についてはデングウイルス保有の蚊は確認されなかったと報告している。

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