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指をひと振りするだけでスマホや家電を操れる指輪型デバイス「Ring」日本上陸 表参道で実際に体験できるぞ

みんなが魔法使いになれる未来がやってくるかも。

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 指一本のジェスチャーで機械に触ることなくスマホや家電を操作できる「魔法の指輪」として話題になったウェアラブルデバイス「Ring」(関連記事)。この最新デバイスの日本初上陸を記念した発表会が行われました。

画像 指輪型ウェアラブルデバイス「Ring」

 「Ring」は日本のログバーが開発し、アメリカのクラウドファウンディングサイト「Kickstarter」で88万ドル(約9000万円)もの出資を集めた注目のデバイス。既に269.99ドル(約2万9000円)で販売されており、アメリカを中心にユーザーが増え始めています。発表会では代表取締役CEOの吉田卓郎さんが登壇し、商品説明とデモンストレーションを行いました。

画像 「文字ではなくジェスチャーでコミュニケーションする時代の提案」と語る吉田卓郎さん

 このデバイスのコンセプトは「ワンジェスチャーで生活をショートカットする」というもの。電話やインターネットの登場は手紙を書いたり人に会いに行く時間を短縮しコミュニケーションに革新を起こしましたが、さらにリモコンやスマホを操作したりSNSへの投稿や名刺交換を行うといった数分間を、指をひと振りする1秒間に短縮してしまおうという試みです。

画像 冒頭で挨拶を行ったログバーの山崎貴之さんは「世界中の人がハリー・ポッターになれるデバイス」と紹介

 Ringの仕組みはiPhone/Androidの専用アプリに連結し、ジェスチャーで信号を送って操作をするというもの。たとえばこれまで「スマホで音楽をかけてボリュームを上げる」ためには、スマホを開きロックを解除し音楽アプリを立ち上げてボリュームバーをコントロールするといった作業が必要でした。Ringではスマホをポケットの中や枕元に置いたまま、指先ひとつでこれらの作業を行うことができます。

画像 指先のジェスチャーでスマホを操作して

画像 テレビのオンオフといった操作が可能。動作範囲はBluetoothが届くスマホの半径2メートルほど

 デフォルトではテレビや照明のオンオフなど基本となる30のジェスチャーが登録されており、その他の操作とジェスチャーは自分で登録してカスタマイズしていくことが可能。今後はさまざまな家電や自動車など対応する製品を増やしていくほか、宝石メーカーなどとも提携してファッション性にもこだわっていくそうです。また、購入者への配送が遅延していた問題については、「生産ラインが安定したことからKickstarterでの購入者へは11月中に配送が完了する予定」とコメントしました。

画像 Ringは表参道のショップで体験可能

 10月30日から11月3日までの期間限定でオープンする「Ring Store 表参道ヒルズ店」では、Ringの機能を実際に体験することができます。

たろちん

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