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世界初の太平洋横断電話ケーブルが歴史的偉業に認定 すごいぞKDDI(2年ぶり3度目受賞)

1964年に作られた約1万キロメートルのケーブルが、このたび歴史的偉業と認められました。

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 世界初の太平洋横断電話ケーブル「第一太平洋横断ケーブル」が電気・電子・情報関連の分野での歴史的偉業を認定する「IEEEマイルストーン」を受賞しました。

 第一太平洋横断ケーブルは日米間の国際電話をつなぐケーブルで、1964年6月19日にKDDI (旧KDD)・米国AT&T社・ハワイアンテレコム社が運用を開始。ケーブルの長さは日本〜グアム〜ハワイ間のなんと約1万キロメートル! 東京オリンピックも控えている中で、国家的なプロジェクトでした。


画像 当時の日本首相とアメリカ大統領が国際電話

 第一太平洋横断ケーブルができたことで、接続時間の長さ・雑音の多さ・同時会話ができないといった国際電話の問題が解消。光ファイバー海底ケーブル建設技術の基礎となり、現代のインターネットインフラにも大きく貢献していることから、今回「IEEEマイルストーン」に認定されました。

 KDDIが「IEEEマイルストーン」に認定されるのは2009年11月の「太平洋横断衛星TV中継(茨城衛星通信センター)」、2012年4月の「G3ファクシミリの国際標準化」に続いて3度目。国内最多の認定です。KDDIのかがくのちからって、すげー!


青柳美帆子


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