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12月21日開催予定で直前に中止となった「東京・荒川マラソン」の主催の任意団体「NPO団体 黎明」が、12月25日にサイト上に経緯の説明とおわびを掲載しました。今回の大会中止の原因を「資金不足」としています。
主催によると、設営業者や計測業者、物資などに対する支払いを「後日支払い」で計画を進めていたところ、「事前の支払い」となり資金不足に陥り、大会開催が不可能に。当日問い合わせた参加者に対しては「大会参加に向けて準備を進めていた」と言っていましたが、「動揺もあり資金繰りの為の中止と言い出せ」なかったそうです。
東京・荒川マラソンの参加費は、大会の情報を掲載したポータルサイト「RUNNET」の運営会社が代理で返金対応をすることが決まっています。すでに口座情報を送った参加者の情報は、12月24日時点で破棄しているとのこと。サイトには「頂きました口座情報の悪用は一切致しておりません事を併せて申し添えさせていただきます」とあります。
なお、参加費と手数料はRUNNETからの返金になりますが、交通費の支払いは主催者側から現金書留でされるもようです。
おわびが公開されましたが、「NPO団体 黎明」の代表者の名前はなく、いまだ不審に思う声は収まっていません。また、当該団体は2015年3月にもマラソン大会を予定していますが、そちらのサイト上には今回の中止の経緯の説明はなく、エントリーを受け付けています。
(青柳美帆子)
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