advertisement
リクルートホールディングス(以下、リクルート)は2015年4月15日、2014年4月に発足した研究開発投資を目的とした組織「Recruit Institute of Technology」(以下、RIT)を人工知能(AI)研究所として再編し、リクルートグループ各社と連携したグローバル規模のAI研究を開始したことを発表した。これらの研究成果を活用し、人材領域・販促領域を中心にグローバル規模のマッチングサービスを目指すという。
アドバイザーには、米カーネギーメロン大学教授のTom M. Mitchell氏、Allen Institute for Artificial Intelligence CEO 元・米ワシントン大学教授のOren Etzioni氏、米コロンビア大学教授のDavid M. Blei氏が新たに就任。リクルートはすでに米マサチューセッツ工科大学メディアラボのコンソーシアム研究所メンバーとしてビッグデータ分析の新しい取り組みを行っており、今後は米スタンフォード大学のコンピューターフォーラムメンバーとして自然言語処理研究を行うことが決定している。
米国やイスラエルのAI関連企業との協業も開始しており、その他世界各国との共同研究や事業開発を順次予定しているという。
(太田智美)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- なんだこの再現度!? 映画「インターステラー」の萌えロボット・TARSのコスプレがクオリティ高すぎ
正直度99%の記事です。 - 将棋電王戦FINAL 第4局――「次元の違う強さ」「もはや怪物」 Ponanza VS. 村山慈明七段の見どころは
人類 VS. コンピュータの最終決戦はここまでプロ棋士側の2勝1敗に。第4局に登場するのは対戦相手に「次元が違う」と言わしめる怪物ソフトだが、対するプロ棋士の一手は。 - 将棋の羽生名人と元チェス世界王者カスパロフのチェス対局をEテレで放送
昨年11月28日、ニコニコ生放送で中継された電王戦特別企画。 - 将棋電王戦FINAL 第1局――プロの意地、ソフトの歴史 斎藤慎太郎五段 VS. Aperyの見どころは
今年で最後となるかもしれない将棋電王戦。観戦前に知っておくと100倍楽しめる情報をまとめました。 - “勝手にゲームが上手くなる人工知能”をグーグルが開発 どんどん賢くなってます
話題の深層学習(ディープラーニング)の成果だとか。 - Pepperよりお手軽!? IBMの人工知能Watsonを使った“対話できるおもちゃ”誕生
未来のおもちゃだ! - 東大・ハーバードの競争率をはるかに超えた総務省の「異能vation」プログラム そこで起こった3つの戦い
Freedom to fail. - ついにマリオに感情が芽生えたようです 自分で考え会話もできる「人工知能マリオ」が登場
ヒゲのおっさん、ネクストステージへ。 - テキサスホールデム(ポーカー)の必勝プログラムが完成 ついに不完全情報ゲームでもコンピュータが人間を上回る
人工知能の歴史がまた1ページ更新された。 - 映画「暗殺教室」に“天使すぎる”自律思考固定砲台として橋本環奈出演決定
律っちゃん出るのかよ!