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イープラスがライブステージ付きカフェを全国に展開 Twitterでチケット販売を絡めた大喜利も発生

コーヒー代のほかに手数料取られたり、先行プレオーダーあったりするの?

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 チケット販売のイープラスが、ライブ演奏を楽しめるカフェ「Living Room Cafe by eplus」を全国に展開すると発表しました。1号店は7月上旬に東京・渋谷にオープンします。

画像 1号店オープン予定のビル「渋谷プライム」

 Twitterではカフェ開店を知ったユーザーたちが、イープラスのチケット販売でありがちなことを絡めてネタを次々と投稿し、大喜利状態に。「コーヒー頼むのに最速先行とプレオーダーと一般申し込みが」「飲食代のほかにシステム利用料、払込手数料とか取られる」など、ある種の盛り上がりを見せています。

 カフェはランチタイムからバータイムまで営業し、夜は食事とともに店内のセンターステージでライブ鑑賞が可能。音楽産業ではアーティスト活動の軸足がライブへ移行しており、その流れを組んだ業態となります。また店内には新しい才能の発表の場としてアートもディスプレイ。その作品も購入できる仕組みです。

 料金システムは平日・週末によって異なります。店内にはライブを鑑賞しやすいエリアがあり、平日そこを利用した場合は飲食代とは別にミュージックチャージが発生。週末はミュージックチャージの代わりに、エリアの利用に事前販売のチケットが必要となります。

 アーティストの収益は、平日はミュージックチャージが全額アーティストのものに。週末はチケット代金から運営経費を除いた残額すべてを還元します。同時にカフェでのライブのプロモーションも、イープラスが約1000万人の利用者へメールやウェブを通して行う予定です。音響設備も、英国グラストンベリーフェスティバルなど世界各地の大型フェスで使われている、英マーティンオーディオ社のスピーカーマネジメントシステムを導入。日本の常設店舗では初です。

画像 イープラス公式サイト

 1号店は渋谷駅から徒歩3分。床面積1200平方メートルというオリンピックの競泳用プールほどの広さで、座席数は300席超になります。2016年には大阪に直営店をオープンし、ゆくゆくは全国10都市以上でライブカフェツアーを実施できるよう店舗展開する見込みです。


黒木貴啓


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