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御嶽山、噴火警戒レベルを「3」(入山規制)から「2」(火口周辺規制)へ引き下げ

大きな噴火の可能性は低下したと判断した。

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 気象庁は6月26日17時に、岐阜と長野県境にある御嶽山(3067メートル)の噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げると発表した。

御嶽山 画像提供:国土交通省国土地理院

 2014年9月27日に噴火し多くの犠牲者を出した御嶽山。昨年10月中旬以降、噴火は観測されておらず、噴煙も噴火直後に比べて減少した状態で経過している。火山性微動も12月以降観測されておらず、地殻変動観測でも火山活動の高まりを示す変化は観測されていない。火山性地震が昨年8月以前の状態には戻っていないが、大きな噴火の可能性は低下したと判断した。

 しかし、規模の小さな噴火が今後も突発的に発生する可能性があるとして、火口周辺規制とした。今年1月19日には警戒レベル3のまま、警戒範囲を4キロから3キロへ縮小する決定をしていた。

御嶽山 御嶽山 噴煙の状況 9月27日午前11時56分(画像:気象庁)

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