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国内家庭用ゲーム市場はハード、ソフトともに規模縮小 2014年の動向をまとめた「ゲーム白書」発刊
ダウンロードゲームソフトウェア市場規模が拡大する一方、ハード、ソフトはともに約180億円の市場規模縮小。
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コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)が、2014年の家庭用ゲーム市場に関するデータなどを掲載した年次報告書「2015 CESAゲーム白書(2015 CESA Games White Paper)」を発刊しました。価格は7000円(税別)。これによると国内ではハードウェア、ソフトウェアともに市場縮小している一方、ダウンロードゲームソフトウェア市場は伸びを見せています。
2014年の家庭用ゲームの市場規模は3734億円。ハードウェア(1378億円)、ソフトウェア(2356億円)ともに、一昨年13年と比べて約180億円、市場規模が縮小しています。反対に、ダウンロードゲームソフトウェア市場規模は165億円と推計されており、13年より62億円拡大しています。
2014年に出荷数100万本を越えたゲームソフトは、全6タイトル。最も多かったのは、325万本出荷された3DS用ゲーム「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」です(同日発売のバージョン違いのタイトルはまとめて1タイトルとカウント)。
海外の家庭用ゲーム市場規模は計3兆5325億円。国内とは対照的に、ハードウェアの市場規模(1兆5790億円)は13年と比べて4618億円、ソフトウェア(1兆9536億円)は2486億円拡大しています。
(マッハ・キショ松)
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