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WWFの密猟禁止ポスターで盗作疑惑 英国のデザイナーが指摘

真相ははたして……。

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 WWF(世界自然保護基金)の密猟禁止を訴えるポスターデザインで盗作の疑いが浮上している。イギリスに在住のトム・アンダーソン・ワトキンスさんが自身のTwitterでDentsu Utama(マレーシア)が制作したポスターが過去の作品に酷似していると指摘。WWFと電通側に連絡するも返信はないと報告している。

WWFの密猟禁止ポスターが酷似 似ている……

 問題となったのはナイジェリアやカメルーンの一部に生息するクロスリバーゴリラを円と幾何学で表現したもので、ワトキンスさんが作成したものを左右対称にしたような構図。真相は分かっていないが、確かに似ており、巨大掲示板のRedditに投稿されるや拡散され話題になった。

 ワトキンスさんのデザインは、2014年4月に作成した「Animal Logos」シリーズのひとつで、ほかにもトラやハチドリなどの作品ととも公開していた。一方、WWFのポスターは2015年のもので密猟によりその数を減らし絶滅の危機にあるジャワサイやスマトラトラ、ボルネオゾウ、マレーグマとともにWWF Indonesiaがクライアントとなって制作されていた。

WWFの密猟禁止ポスターが酷似 Dentsu Utamaのデザイン

 Dentsu Utamaのサイトでは、「円とジオメトリを使用して、動物の密猟を表現するために十字線を形成し、円にラインを追加した」と紹介している。


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