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ヤフーグループのFX取引会社ワイジェイFXは2月2日、顧客情報18万件以上と営業秘密がネット上で閲覧可能な状態になっていたことを報告した。元従業員がこれらの情報を持ち出し、インターネット上で保存していたため。
同社は発見後すぐに調査を行い、これら情報へのネットからのアクセスを遮断したとしている。元従業員を訪問し、個人所有の端末に保存されていた情報を削除させ、その後端末は同社が持ち帰り保管している。
持ち出された18万5626件の顧客情報には氏名や住所、銀行口座などの情報が含まれていた。そのうち、閲覧可能な状態だったがアクセスがなかった情報は12万8220件、検索エンジンの自動巡回によるアクセスがあった情報は5万6665件、第三者により閲覧があった情報は741件。該当する顧客には同社から個別に連絡としている。
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元契約社員が顧客情報を紙に書き写して持ち出した。
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