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不倫SNS「アシュレイ・マディソン」で個人情報流出 利用者3700万人に影響か

会員数は全世界で3700万人、日本では180万人以上。

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 不倫を推奨するカナダ発の出会い系SNS「アシュレイ・マディソン」の運営会社が7月20日、ハッカーの攻撃を受け会員の個人情報が流出したことを公表し、利用者に対して謝罪しました。流出した情報は主に氏名やメールアドレスや住所、クレジットカード情報などの顧客情報や、サイト上に公開しているプロフィールなど。

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個人情報が流出したと7月20日に公表された

 ハッキングしたと主張するグループは、「サイトを即時に、かつ永久に閉鎖しなければ、利用者の個人情報を公開する」と脅迫メッセージを出しています。また、アシュレイ・マディソンが提供している有料の情報削除オプション「Paid-Delete(full delete)」では情報が削除されていないと指摘。これに対してアシュレイ・マディソンの運営会社は「完璧に削除できている」と反論しています。

 海外一部メディアでは、「安全やプライバシーが守られる」ということをアピールポイントとしていたアシュレイ・マディソンが自社のセキュリティの堅固さを誇ったために、逆にハッカーに狙われてしまったと報じています。

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アシュレイ・マディソンのトップページ。「セキュリティー」「秘密」「安全」といったアピールポイントが並ぶ

 アシュレイ・マディソンは2002年に設立した既婚男女に向けた出会いサイトで、「人生一度。不倫をしましょう」のキャッチフレーズが注目されました。世界で3700万人以上、日本では180万人以上が利用していると言われています。

青柳美帆子

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