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伊豆半島への新たなリゾート列車「伊豆クレイル」をJR東日本が運行 車体のピンクゴールドが贅沢感たっぷり
伊豆の景色や食事、会話を楽しむよう、あえて“ゆっくり行く”コンセプトに。
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JR東日本は2016年夏より小田原駅(神奈川県小田原市)〜伊豆急下田駅(静岡県下田市)間で、新たなリゾート列車「IZU CRAILE(伊豆クレイル)」を運行します。伊豆の景色や食事、同行者との会話を楽しめるようあえて“ゆっくり行く”ことをコンセプトに、特に女性を意識した列車です。
土休日を中心とした1日1往復の快速運行で、全車グリーン車指定席。651系特急型車両の4両編成で、座席車3両とカウンター席を備えたラウンジ車1両となっています。外観は伊豆ゆかりの「桜」「海風」「さざ波」をピンクゴールドのラインで描き、柔らかさや女性らしさ、リゾートらしさを表現しました。
内観は、和モダンをベースにした伊豆の豊かな自然を感じられるデザインに。1、4号車の座席は伊豆の「海」の青色と「山」の緑色、3号車の座席は夕日のオレンジ色をイメージした配色になっています。通路のカーペットは、桜の花びらが川面を流れる様子をモチーフに。天井の電灯も、竹林の影を連想させる絵柄が入っています。どの車両からも広い窓から相模湾の海景色が眺められ、旅のラグジュアリー感が得られそうです。
定員は98人。下りは小田原(11時40分ごろ発)〜伊豆急下田(14時06分ごろ着)、上りは伊豆急下田(15時09分ごろ発)〜小田原(17時12分ごろ着)、熱海・伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津駅での途中停車を予定しています。
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1日あたりの平均乗車人数が1人未満にまで減少していることから決定。なんだかさみしい。
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