水木しげるを偲ぶ会、故郷の鳥取・境港で開催 京極夏彦と次女の座談会、妻・武良布枝からのお言葉も
米子鬼太郎空港で「ゲゲゲの鬼太郎」のステンドグラスが公開されるなど、当日は関連イベントもいっぱい。
昨年11月に死去した水木しげるさんを偲ぶ会「ありがとう、しげーさん」を、3月8日に出身地の鳥取県境港市と鳥取県が開催します。当日は会のほか、米子鬼太郎空港のリニューアルお披露目式など、水木さんに関連したイベントが複数開催される予定です。
会では、水木さんを偲ぶ特別映像の上映や、活動写真弁士による水木作品「花町ケンカ大将」の上演。また作家の京極夏彦さんと水木さんの次女・水木悦子さんによる座談会「水木しげる先生の思い出語り」や、水木さんの妻・武良布枝さんからの言葉、鬼太郎音頭保存会による「鬼太郎音頭」の披露などが行われます。会場は境港市文化ホール、入場は無料。開催時間は14時〜15時30分(13時開場)となります。
当日は10時〜10時40分に米子鬼太郎空港でも、空港のリニューアル式を開催。水木さんが手掛けた、「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪がいっぱいに描かれたステンドグラス「妖怪たちの森」の除幕式が合わせて行われます。手荷物受取所やロビーの天井にも、一反木綿や塗り壁、ねずみ男といった画が描かれるもよう。
JR境線でも、「ゲゲゲの鬼太郎」のイラストを車体にラッピングした「鬼太郎列車シリーズ」を4両特別編成で運行。JR米子駅を12時32分に発車します。「水木しげる記念館」(境港市)も、当日は入館料が無料、閉館時間も18時まで1時間延長して営業。入館者の先着1000人には来館オリジナルグッズもプレゼントされるなど、鳥取で水木作品にたっぷり浸れる1日となりそうです。
東京でも、3月7・8日は「とっとり・おかやま新橋館」(東京都港区)で「水木しげる記念館特別展」を開催。「水木しげる 人生絵巻」や複製原画パネル20枚を展示し、境港市と同時に水木さんを偲びます。
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