イギリスの外務および英連邦省に就職したことで話題を呼んだ猫のパーマストンさんが、自身のTwitter上で「日本の皆さん、こんにちは。どこかにネズミはいないかにゃ?」と突如流ちょうな日本語のツイートをして注目を集めています。
野良猫だったところを動物保護団体に保護され、外務および英連邦省の「ネズミ捕獲長」へと抜てきされたパーマストンさん(関連記事)。現在は他の職員と同じように外国語の習得に励んでおり、その際に選んだ言語が日本語だったということのようです。ツイートで投稿された写真には、日本語の参考書や舞妓さんの写真が写り込んでおり、日本文化を理解しようとする努力の姿勢が見て取れます。
なお、パーマストンさんは6月7日現在21ツイートしかしていないにもかかわらず、フォロワー数は既に1万6000人を超える大人気。フォロワー数を追い抜かれてしまった同僚のダドリッジ政務次官は5月24日に「今朝はパーマストンにフォロワー数を抜かれたかと思って、信用の危機だった。まだ抜かれてなくて助かったが、外務・英連邦省の記者会見後にはきっと抜かれてる!」と切迫したツイートを投稿。直後、パーマストンさんより、「ごめんにゃさい、政務次官」というあおり気味な返信が、フォロワー数を追い越した証拠のキャプチャー画像と共に送られていました。パーマストンさん、既に大物の風格です……。
同じくフォロワー数を抜かれてしまったマクドナルド事務次官は5月28日に、「うちの猫に2日間で抜かれてしまった。ダドリッジ政務次官は6週間で抜かれた。次は3万6800フォロワーのハモンド外務大臣の番だね」とツイート。同ツイート時点でハモンド外務大臣とパーマストン ネズミ捕獲長のフォロワー数差は約2万6000でしたが、現在差は約2万1300まで着実に狭まってきています。パーマストンさんのとどまるところを知らない下克上にさらなる注目が集まります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 猫がイギリス外務省「ネズミ捕獲長」に 野良猫から大出世
ネズミを捕まえるニャン。 - ロシア豪華客船の船長猫がかわいすぎて船旅どころじゃにゃい
威厳たっぷりな方がセイラー船長、新人の見習い水夫がボースンくん。 - 部下になりたい! ルーマニアの企業で猫のディレクター爆誕
うちの上司と取り替えてください。 - 英バーミンガム空港、密航ネコを発見
エジプトから来たニャ。 - 今日も行くのかニャ? お祈りに行く神父さんの後をぞろぞろついていく猫たち
本来の仕事である害虫よけの他、付近のパトロールもこなす有能な猫たち