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元ジブリP西村義明氏、英紙の性差別発言について謝罪 「映画を作るのに性別は関係ありません」

インタビューは昨年9月に行われたもので、すでにジブリを退社後であったとのこと。

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 英The Guardian紙によるインタビューで、性差別的な発言をしたと批判があがっていた、元スタジオジブリのプロデューサー・西村義明さん。6月13日、代表取締役を務めるスタジオポノックのTwitter(@StudioPonoc)で、発言について謝罪しました。

西村義明 スタジオポノック公式Twitter

 批判があったのは6月6日(現地時間)The Guardian紙が公表したインタビュー記事(関連記事)。「ジブリは女性の監督を雇わないのか?」という質問に対し、西村さんが「女性は現実主義な傾向があり、日々の管理がとてもうまい。これに対して男性はより理想主義な傾向があり、そしてファンタジーには理想主義的なアプローチが必要だ。男性が多いのは偶然の一致だとは思わない」と答えたもの。これを受け海外では「ジブリが性差別的発言を行った」と非難の声が相次ぎました。

 西村さんはTwitterで、確かに当該の発言をしたと説明。取材は2015年9月28日にイギリスで行われ、2014年末にジブリを退社したのですでに社員ではなかったものの、「ジブリを代表した意見であるという誤解を与えたこと、ジブリを愛する皆様に不快な思いをさせたことを深くお詫びいたします」とジブリの発言と取られたことを謝罪しました。

 また、「男性は観念的な傾向が強く、現実を生きる力は女性の方が長けている。そういう差別的で偏った考えは、確かに自分の中にありました。反省し、勉強します。映画を作るのに性別は関係ありません。深くお詫びいたします」と、性差別的な内容についてもお詫びの言葉を述べました。

西村義明 プロデューサーを務めた「思い出のマーニー」のアカデミー賞授賞式時の西村さん(左から2番目、スタジオポノック公式Facebookより)

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