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「思いやりこそ不尽の貨幣」 レディー・ガガ、ダライ・ラマとの会見画像が大荒れ

中国で活動できなくなるのでは? と心配する声も。

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 6月26日にレディー・ガガがInstagramに投稿したダライ・ラマ14世とのツーショット写真が波紋を呼んでいます。

ダライ・ラマ14世と握手を交わすレディー・ガガ
ダライ・ラマ14世と握手を交わすレディー・ガガ(画像はレディー・ガガのInstagramより)

 数枚投稿された画像は、アメリカのインディアナ州インディアナポリスで行われた全米市長会議でのもの。ガガはこの場で、同国を訪問しているチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と意見交換しました。

 画像には「なぜ“思いやり”が最も強い武器なのか」「思いやりこそが決して尽きることのない(流通すべき)貨幣」などのコメントが添えられ、一連の行動は、自身の強い信念に基づく活動であることをアピールしています。

 28日時点で、これらの投稿には多いものでは2万件以上のコメントが寄せられています。中国人ユーザーと見られるコメントは「中国人にとってこれが何を意味するか分かってない」「ガガは中国市場を失った」など、強い不快感を示すものが多く、強い調子では、「ガガ、あなたが握手しているのは血塗られた手」とするものも。チベット民族とみられるユーザーのコメントなども入り交じり、多くのコメントであふれかえっています。

討論会に参加するダライ・ラマ14世とレディー・ガガ
討論会に参加するダライ・ラマ14世とレディー・ガガ(画像はレディー・ガガのInstagramより)

討論会の準備をするレディー・ガガ
討論会の準備をするレディー・ガガ(画像はレディー・ガガのInstagramより)

 「ガガはテイラー・スウィフトから何も学んでいないのか?」というコメントも。これは彼女のアルバムタイトル「1989」が、1989年に中国で起こった天安門事件を想起させると中国で問題になったことを指摘するもの。2015年には、コンサートでダライ・ラマ14世の映像を使用していた米ロックグループ・ボン・ジョヴィの中国公演が中止に追い込まれた例もあり、今後のガガの中国での活動を懸念(けねん)する声も上がっています。


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