講談社が発行する青年漫画誌「イブニング」で連載中のグルメ漫画、「めしにしましょう」の飯テロっぷりが無慈悲と話題です。作中のレシピや飯作画の素晴らしさもさることながら、第1話のテーマであるローストビーフを、作者である小林銅蟲(こばやしどうむ/@doom_k)さんが自身のブログでも実践しているのです(ブログでは豚肉)。漫画とブログを続けて読めば、一瞬にして胃袋は空っぽに。
ブログでは、作中に出てくる「風呂に張った厚いお湯で肉を温める」という手法を実戦。絵と写真の波状攻撃により、空腹が止まりません。肉だ……厚い肉にかぶりつきたい……! なお、この原稿を夜中に書いている筆者は、既に瀕死(ひんし)です。また、最新のブログ記事では、牛タンを使って似たような料理を作っています。
作者の小林銅蟲さんは、どのような思いで「めしにしましょう」を描いているのでしょうか。お話を伺ってみました。
まず、同作を描くことになったきっかけについて。小林銅蟲さんは、連載を抱えている現在も「イブニング」で「累」を連載中の松浦だるまさんのチーフアシスタントをこなしており、そこで料理もしているそう。作った料理をブログで紹介していたところ、「累」の担当者から「なんか料理ものやらないか」と声を掛けられたのがきっかけだったそうです。
また、肉をピックアップする理由については、「肉はうまいし、『おいしいものをすきなだけ食べる』という僕のモットーの象徴的な存在だから」とのことでした。確かに肉はうまい! 人生が楽しくなりそうな、素晴らしいモットーだと思います。
これからも、多くの読者の胃袋を空っぽにし続けて欲しいところです。なお、小林銅蟲さんは以前、すし屋が延々と数学の話をし続けるというシュールな漫画「寿司 虚空編」(関連記事)でも話題になりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「大葉は合法ハーブの中でも最高」 料理好きヤクザの自炊生活を描く漫画「紺田照の合法レシピ」が話題に
任侠系お料理男子。 - 「ワンパンマン」「アイシールド21」の村田雄介さんがモーニングで週刊連載 「マンガ家 夜食研究所」で一流の夜食を召し上がれ
「マンガ家とは、すなわち夜食のプロである」 - 「被災飯テロ」が元気と空腹をお届け 熊本の被災地で作った料理をネットに投稿する人たちが前向きでたくましい
「『被災者』ではなく『復旧者』になったら『被災飯テロ』も終わり」。なんて前向きで力強いハッシュタグなんだと話題に。 - おあがりよ! 「食戟のソーマ」に触発されて「なんちゃってローストポーク」を作ってみる人続出
アニメ放送開始で飯テロ多発! - なんでずっと数学の話なんだよ! 裏サンデーの漫画「寿司 虚空編」がシュールすぎる
なるほど、わからん。 - 生瀬主演のドラマ「侠飯〜おとこめし〜」は7月15日から 大学生役に柄本時生、BL好きな同級生役に内田理央
任侠とグルメの不思議な出会い。