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ナイアンティックは8月29日、「ポケモンGO」で停止状態の一部のアカウントの利用停止を解除することを発表しました。同社は先ごろ、位置情報の偽装、不正ツール利用などの不正行為に対する処分を開始したと明らかにしていました(関連記事)。
解除の対象となるのは、隠れたポケモンを表示するような外部のマップツールを使用していて停止措置を受けたアカウント。これらのツールはユーザーの気づかないうちに情報を収集している可能性があり、またサーバーにDDoS攻撃のような負荷をかけるため、利用者は処分対象となっていました。これが、一部のユーザーに覚えがなくどうしてアカウントが停止されたか分からない、という混乱を招いたと同社は説明しています。
システムの変更により、これらのアカウントの利用停止を解除できるようになったとのこと。ただし、サーバーからデータを不正取得する第三者のマップツールに関連したアカウントは引き続き停止対象となります。また外部アプリを利用して遠隔からポケモンを捕まえること、ポケモンバトル、ジムを自分のチームのものにすること、ポケストップから道具を入手することなども停止措置の対象で、解除は行わないとしています。
(今藤祐馬)
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