米国時間9月12日、Instagramが不快なコメントへの対策を発表。自分の投稿に対するコメントから、特定の言葉が含まれたものを除外できるフィルター機能が実装されました。既に最新版のAndroidおよびiOS、PCから利用可能。現状、基本的には英語のコメントにのみ適用されます。
モバイルOS版では、プロフィール画面を開いて設定画面へ(Androidは「≡」、iOSは歯車のアイコンをタップ)。PCではプロフィール画面で「プロフィールを編集」をクリック。いずれも、「コメント」の項目から非表示にしたいキーワードを設定できます。
「不適切なコメントを非表示にする」をオンにすると、公式に用意されたキーワード集がフィルターとして機能。「カスタムキーワード」に入力することで(複数の単語はコンマで区切る)、任意の言葉も非表示にできます。
既存のキーワード集は、現在は英語のみの展開。カスタムキーワードは、英語など単語間にスペースを空けて記述する言語のみ対応しているとのこと。実際どのように機能するのか、アカウントを2つ用意して試してみました。
一方のコメントフィルターに「spam」「スパム」を登録し、もう一方からそれらを含むコメントを投稿。すると、「sent spam」と英文で書いたコメントは、受信側には表示されず。「spamを送ってみたよ」と和文で書いたものはそのまま表示されました。スペースが空いて、キーワードが単体で含まれている文ならば除外できるものの、「キーワードに続けて書かれた文」は除外できないようです。なお、投稿者側のアカウントには、コメントはそのまま表示されます。
上記のように、まだ発展途上の機能ですが、近い将来、日本語や韓国語にも対応するとのこと。進歩すれば、スパムやいやがらせのコメント対策に効果を発揮しそうです。
(沓澤真二)
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