音楽を聴きながら「J-POPでよく出る単語」を取り合うかるた「狩歌(かるうた)」発売 ありがちな歌詞が新しいゲームに変貌する!
歌詞が凡庸であればあるほど激しいバトルが展開される。
J-POPを聴いていてふと「この歌詞、別の曲でも聴いたことあるな……」と思ったことはないでしょうか。そんな「J-POPでよく出てくる単語」を使ってなんと「かるた」が遊べてしまう現代的なゲーム、その名も「狩歌(かるうた)」が発売されました。価格は1944円(税込)です。実際に遊んでみたレポート記事はこちら。
「狩歌」は、2016年5月5日に開催された「ゲームマーケット2016春」で初出展されたオリジナルアナログゲーム。イベントで販売された直後から「画期的」「大発明」と高い評価を受け、イベント後の新作評価アンケートでは対象250作品の中で2位を獲得。現在もゲームマーケット大賞2016ニ次審査通過作品に選出されています。
遊び方はいたってシンプル。「狩歌」のカードには1枚ごとに「君」「愛」「いつか」「きっと」「運命」といった「J-POP頻出単語」が書かれており、好きな曲をかけながら「流れた歌詞と同じカード」をすばやく取って戦います。日本語で書かれた歌詞ならどんな曲でも遊ぶことができ、かける曲の数だけ異なるゲーム展開が生まれます。
「狩歌」のそれぞれの単語には点数が決められており、最終的な合計得点の高さによって勝敗が決まります。さらに、単語に割り当てられた点数はよく出る単語ほど低く、あまり出ない単語ほど高くなっています。例えば、頻繁に出てくる「君」は1点になっていますが、出てくる箇所が限られる「運命」は高得点の5点となっています。
ただし、点数の低い頻出単語でも、歌詞の中でもう一度出てきた際の「ダブルポイント」や、追加効果を持つ「逆転カード」システムによりさらなる高得点を狙えます。つまり、歌詞が凡庸であればあるほどよくある単語が頻出し、低得点カードも得点の変動を起こしやすくなるので目まぐるしいゲーム展開が期待できます。
また、使う曲が「知っている曲」か「知らない曲」かもバトルの様相を大きく変えます。皆が知っている曲では先の歌詞を思い出しての取り合いが熱くなり、逆にApple Musicなど聞き放題サービスを使った知らない曲によるバトルでは、次にどんな歌詞が来るのか分からない緊迫感が熱いと評価を得ています。なお、「知っている曲」の場合は高確率でプレイヤー同士が合唱を始めてしまいノリノリになってしまうことが多いとか。
「狩歌」は下記の各取り扱い店舗やオンラインショップで販売中。販売店舗によっては限定のプロモーションカードも付属します。公式直営オンラインショップXAQUINEL ONLINE STOREで購入すると、ユーザーが好きな単語を記入できるカード「ブランク」が付属。DEAR SPIELEで購入すると「ゲーム」のカードが付属します(同店のオンラインショップDEAR SPIELE ONLINEでも付属)。10月2日の「東京ボードゲームコレクション」、12月11日の「ゲームマーケット2016秋」にも出展予定。会場ではイベント限定のプロモーションカードの配布も予定しているそうです。
「狩歌」販売店舗一覧(2016年9月16日現在)
DEAR SPIELE (東京都中野区東中野4-9-1 第一元太ビル4-A)(限定プロモカード「ゲーム」付属)
FRIENDS(北海道札幌市東区北22条東6丁目2-17)
JELLY JELLY CAFE 渋谷店 (東京都渋谷区宇田川町10-2 新東京ビル202)
METEOR (東京都中野区中野6丁目21-1 1F)
Yellow Submarine (札幌店/横浜店/柏店/千葉ゲームショップ/プレイソフト宮原店/新宿ゲームショップ/溝口店/なんば店/池袋ゲームショップ/町田カードショップ/川崎店/京都店/マジッカーズ福岡店/宇都宮店/名古屋ゲームショップ/秋葉原RPGショップ/秋葉原本店★ミント/三宮カードショップ/姫路店/広島店/川越カードショップ)
アソビCafe (東京都千代田区神田神保町1-32-42 堀井ビル1F)
すごろくや(東京都杉並区高円寺北2-3-8 日光ビル2F)
テンデイズゲームズ (東京都三鷹市下連雀3-42-13 園田ビル2F)
ボードウォーク岡山 (岡山県岡山市北区幸町1-7大田ビル4F)
「狩歌」販売ネットショップ一覧(2016年9月16日現在)
XAQUINEL ONLINE STORE(限定プロモカード「ブランク」付属)
DEAR SPIELE ONLINE(限定プロモカード「ゲーム」付属)
※その他の取り扱い店舗も募集中とのこと
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本業ですね。