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オーストラリアのビクトリア州警察が、住民宅の郵便受けから危険なUSBメモリが見つかる事件が報告されているとして警告しています。
郵便受けに入っていたUSBメモリは、見た目は怪しくないので気になってPCに接続してしまう人もいそうです。州警察によれば、これをPCに差し込んでしまうと偽のメディアストリーミングサービスを勧められるなど、深刻な問題が起きるとのこと。こういったUSBメモリは非常に危険なため、PCなどに接続しないようビクトリア州警察は住民に呼びかけています。
イリノイ大学の研究によれば、研究チームが大学内にUSBメモリを落としてみたところ、拾った人のうち48%がPCに接続し開いたとのことです。この手口で意外と簡単にマルウェアに感染してしまうのかもしれません。
フランスに住むTwitterユーザーもUSBメモリが郵便受けに入っていたと投稿しており、絶対に接続せずに破棄するようにとしています。同様の手口の攻撃は日本でも起きかねないので注意が必要です。
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