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1月18日は「118番の日」――海上保安庁が周知呼びかけ 現状では99%が間違い電話など

118番にかかってくる電話の約99%が、間違い電話などなのだとか。

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 本日1月18日は「118番の日」と、海上保安庁が周知しています。118番とは、海上における事件や事故の緊急通報用電話番号。その重要性を、より多くの人へ広めるために制定したとのことです。


ポスター 海上保安庁のサイトより

 118番は2000年5月1日から運用開始。海難事故の遭遇および目撃、油の排出や不審船の発見、密航・密輸事件の情報を得たときなどの通報に用います。

 同庁は運用開始から2016年12月31日までの通報実績を開示しています。海難や事故などに関する通報件数の総計は、17年間で8万弱。しかしその数は全体の1%に満たず、かかってくる電話の約99%が間違い電話やいたずら、着信時即切断といったケースなのだそうです。


通報実績 運用開始から2016年末までと、2016年12月分の通報実績。いずれも間違い電話などが99%を占めている

 間違いが多い原因は、117番(時報)や119番(消防)と番号が近いことと推測されます。「118番の日」を機会にしっかり覚えて、かけ間違いのないようにしたいものです。


(沓澤真二)


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