ルーナ役女優イヴァナ・リンチ、ハリー・ポッターからの脱却を宣言 「真に自分の心に従います」
ハリポタ出演俳優としてファンと交流するコンヴェンションの活動を休むとのこと。
「ハリー・ポッター」シリーズのルーナ・ラブグッド役で知られるアイルランドの女優イヴァナ・リンチが、ルーナ役の女優としてファンと交流するコンヴェンションの活動を休止することを発表しました。ルーナとして定着してしまったイメージからの脱却を図り、大きく飛躍することが目的であるようです。
リンチはInstagramに、現在の交際相手であるシンガーソングライターでモデルのAnDelとの2ショット写真を投稿。彼への感謝の気持ちを述べた後、2017年に関わる2つが終わったらしばらくコンヴェンションを休むとし、理由を「アーティストとして自身を広げていくためだ」と説明しています。
彼女は「人生は時に、あなたの夢を追う欲求を鈍らせるような易しい道を与え、そして快適と安全を超えていくことに対する恐怖が心の内に住みつくようになるのです」とハリー・ポッターシリーズのルーナとしての知名度に頼ることが新しいことに挑戦する気持ちを阻害している、と読めるコメントをしています。「不安定さは、私のおびえた小さなアーティストとしてのお尻に火を付けてくれると信じています」と楽な道を断ち、困難に身を投じることでさらに別の道を開こうとしていることを明かしました。さらに「私は(昨日までとは)違っていて、そのことに敬意を払っているし、何か、これからの私自身から生まれるものを創りあげるために挑戦をするのです」と強い決意を語っています。
この投稿にファンからは「あなたがほかにどんな計画をはじめるのか、楽しみ」「思った通りのことをやるといいよ、演技を続けるならそれもやるといい」と投稿に対する共感や、リンチの決断を肯定するコメントが寄せられました。
リンチはもともとルーナ役をつかむ前からハリー・ポッターシリーズの大ファンで、原作者のJ・K・ローリングに何度も手紙を送っていたほど。長いメッセージからも彼女がルーナ役の女優としての活動から離れる決断は簡単なものではなかったことがうかがえます。
メッセージの終わりには、「将来についてずっと楽観的であることで失うものなんてあるの? 私は言い訳を止め、恐怖ではなく真に自分の心に従います」とルーナと同じように芯の強さを見せたリンチ。彼女が次にどのような挑戦をするのかファンには楽しみです。
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11月4日・5日の日本武道館公演をもって活動を休止。