advertisement
小池百合子都知事は2月24日に行われた定例記者会見にて、満員電車の混雑の緩和に向けた「快適通勤ムーブメント」の実施を発表しました。
これは快適な通勤を体験・効果を実感してもらうことを目的として、2017年の夏より実施。2020年の東京オリンピックを見据えて継続的に行われます。
内容としては、鉄道利用者や民間企業らに時差出勤・フレックスタイム・テレワークの導入などの協力を依頼。また鉄道事業者側では、例として「早起きキャンペーン」などで協力者へのポイント付与を行っていることを挙げ、さらには「混雑の見える化」などへの取り組みを期待。またこれらに積極的に参加する鉄道事業者や民間企業に対しては、表彰制度を設ける予定です。
今後は「快適通勤プロモーション協議会」(第1回)をゴールデンウィーク前後に実施。小池知事以外に、国や民間企業、鉄道事業者らが参加し、混雑緩和のためのアイデアを練り、「快適通勤ムーブメント」への協力を呼び掛けるとしています。
(宮原れい)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「30分以上の遅延で無料にすべき」 電車遅延を巡る民進党議員のツイートに批判続出、本人の見解を聞いた
事故が起こる可能性を考慮すべきとする意見が多いようです。 - 列車の遅れはなぜ広がるのか、その対策は? 8ビットゲーム風アニメで説明
後続の電車が遅れているため時間調整をする理由。 - Android版Googleマップに新機能 1タップでリアルタイムに通勤情報が見られる
即座に最短ルートを見られるように。 - これは名案! 早起きして東西線に乗ると「商品券」贈呈 東京メトロ、通勤・通学ラッシュ緩和施策導入へ
いいことだらけ。 - ネットは1日25時間:人間こわい! 「電車内ベビーカー問題」が解決する日は本当にくるのか?
ちょっと長いダイイングメッセージだと思って読んでいただければ幸いです。 - 西武、東急、東京メトロによる有料座席指定列車「S-TRAIN」運行開始へ 3月25日から
平日・土休日運行、快適なロング・クロスシート、直通運転が特徴となっています。 - 「優先席付近での携帯電話オフ」ルール見直しへ? 総務省の新指針に盛り込みも、鉄道会社は「変更予定なし」
関西の鉄道会社では2014年7月から、優先席付近では携帯電話の電源を切るのは「混雑時のみ」ということになっていますが……。